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フェイスブックで乗っ取り被害相次ぐ
9月29日 4時34分

フェイスブックで乗っ取り被害相次ぐ
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世界最大の交流サイト「フェイスブック」の利用者のIDが何者かに乗っ取られ、その友人たちに通信販売のサイトを紹介する書き込みが送られる被害が相次いでいることが分かりました。
こうした通販サイトは、偽ブランド品などを扱っているとみられ、セキュリティー会社が注意を呼びかけています。

セキュリティー会社などによりますと、ことし7月ごろから、フェイスブックの国内の利用者のIDが何者かに乗っ取られ、その友人らに、ブランド品の安売りサイトを紹介する書き込みを送られる被害が相次いでいます。
こうした通販サイトは、偽のブランド品を扱っていたり、代金を支払っても商品が届かない悪質なサイトとみられるということです。
先月、乗っ取りの被害にあった東京都内の20代の女性は「ブランド品のサングラスを大幅な割引価格で購入できる」という内容の書き込みを、およそ100人の友人に向けて送られたということです。
この女性は「まさか自分のフェイスブックが、という感じでとても驚いた。友達のケースでは、商品を買ってしまった人もいると聞いていてすごく怖いです」と話しています。
乗っ取られた原因についてセキュリティー会社などは、▽ほかのサービスから流出したIDとパスワードが使われた可能性や、▽フェイスブックと合わせて利用するアプリが、悪用された可能性を指摘しています。
セキュリティー会社、トレンドマイクロの担当者は、「フェイスブックの友人からのメッセージだと、だまされやすく注意が必要だ。乗っ取られないために、パスワードを使いまわさないなど対策をしてほしい」と話しています。

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