大日向寛文
2014年9月28日22時43分
トヨタ自動車は、車同士が直接通信し、見通しの悪い交差点などで他の車の接近を知らせる次世代安全システムを、来年11月にもフルモデルチェンジして発売するハイブリッド車(HV)の新型プリウスに搭載する方針を固めた。売れ筋のプリウスにいち早く搭載することで、次世代システムの普及を後押しする。
大手自動車メーカーや地方自治体などでつくるNPO「ITSジャパン」によると、次世代システムの市販車への搭載方針が明らかになるのは初めて。
トヨタは、まずは愛知県や東京都などの一部地域で販売するプリウスに搭載する方針で、標準装備とする可能性もある。新型プリウス発売を待たず別の車種に前倒しして搭載することも検討している。
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