事件スーパー銭湯の減圧室で男女2人死亡 埼玉・ふじみ野2014.9.28 23:30

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

スーパー銭湯の減圧室で男女2人死亡 埼玉・ふじみ野

2014.9.28 23:30

 28日午後5時半ごろ、埼玉県ふじみ野市大井のスーパー銭湯「真名井の湯大井店」で、室内の気圧を下げる「減圧室」にいた客の男性(65)と女性(58)=いずれも同県富士見市=が倒れているのを従業員が発見、119番通報した。2人は病院に搬送されたが間もなく死亡した。東入間署は司法解剖で2人の死因の特定を進めるとともに、事故の可能性があるとみて調べている。

 同署によると、減圧室は「パスカル健康房」と呼ばれ、約5年前に設置。8人がけのいすがあり、気圧を高度3500メートルと同程度まで自動的に減圧する。約45分後に自動的にドアが開く構造で、新陳代謝や血行促進の効果があるとされる。

 2人は同日午後4時から2人だけで同室に入っていたが、45分を過ぎても出てこないことを不審に思った従業員が室内を確認したところ、倒れていたという。従業員によると、ドアは閉まったままだった。同日は2人の前に5~6人の客が減圧室を利用していたが、異常はなかったという。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2014 The Sankei Shimbun & Sankei Digital