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 「ブルドーザーが走るような、ギーという音」が3回鳴った。その直後、爆音とともに、噴煙が目に飛び込んできた。とっさに何かの物陰に隠れた。直後、熱風を感じた。ひょうのような火山灰が降り、子どもの泣き声が聞こえた。

 紅葉シーズンに入り、多くの登山者でにぎわっていた御嶽山。山頂近くにいた会社員男性(46)=埼玉県和光市=が、朝日新聞の取材に噴火の瞬間を語った。

 別の登山者が、近くの山小屋に避難するのが見えた。直後、ボウリングの球のような噴石が屋根を突き破った。登山者の足から、血が流れていた。見回すと、自分の体が50センチほどの灰で埋まっている。「目の前で噴火が起きるとは」