御嶽山噴火:一夜明け救助登山開始 岐阜・下呂市の登山口
毎日新聞 2014年09月28日 06時46分
御嶽山噴火で山頂付近に避難していた登山者らを救助するため、下呂市の山岳救助隊員や県警山岳警備隊員、高山赤十字病院の災害派遣医療チーム(DMAT)の医師ら25人が岐阜県下呂市小坂町落合の登山道小坂口から登山を開始した。ヘルメットにヘッドライトを装着し、傷病者に備えて酸素ボンベや点滴、担架なども装備した。避難先の五の池小屋までは約4キロある。
下呂市の災害対策本部などによると、同小屋には、登山者25人と警察官や小屋の職員ら10人の計35人が滞在。同日午前6時から、自力下山が可能な登山者は下山を開始し、少なくとも7人のけが人らを山岳救助隊員らが搬送する。
DMAT隊長の浮田雅人医師(51)によると、40歳前後の女性1人が低酸素血症に陥り、意識はあるものの命の危険がある状態で、鎖骨を折っているため歩行はできない。他に男性1人が腕を骨折しているという。
また消防によると、午前8時ごろまでに救急車3台が到着する予定で、傷病者の搬送に備える。【加藤沙波】