c2dec設定で「音声制御情報 [C値] を除去しない」を推奨する理由
先日、CPRM Decrypterを読んだサイト訪問者様から、このような質問をいただきました。
>【c2dec 設定】は画像のとおり「音声制御情報 [C値] を除去しない」の方へチェックを変更してください。
これはどのような理由によるのでしょうか?
当方ずっと「除去する」にチェックのまま使い続けておりましたが現在まで特に不具合は認められないのですが…。
そのうちエラーが起こる可能性があるのでしょうか?
管理人の勝手な憶測ですが、似たような疑問をお持ちの方は意外と多いのではないかと思います。良かったら参考にしてください。
以下が管理人の回答です。
さて、c2dec設定の[C値]についてですが、結論から申し上げますと「除去する」のまま使い続けても問題ありません。
「C値の除去」は【DVDオーディオ】をコピーするときに使用します。
「C値を除去する」にチェックを入れることで、DVDオーディオに施されているCCI (Copy Control Information) (音声プロテクト)を除去してくれます。
ただ、多くの訪問者様が解除したいコピープロテクトは【DVDビデオ】の方でしょうから「除去しない」を推奨しています。
※【DVDビデオ】と【DVDオーディオ】に違いについてはお調べください。
また、今後起こりうる不具合についてですが、「C値を除去する」にチェックを入れたまま使用すると、PCM音声を使用時にノイズが出ることがあるそうです。
ただ、DVDビデオの音声はドルビーデジタル(AC-3)が多いのであまり心配する必要はないと思います。
その他の「c2dec設定」について
- 映像制御情報 [R値] を除去する ⇒ RDI PackのCGMS/APSTB/EPNを削除
- 画面比[W値]を16:9にする ⇒ アスペクト比を16:9に設定
- 画面比[W値]を4:3にする ⇒ アスペクト比を4:3に設定
「c2dec設定」に関する解説は以上です。当サイト内の他の記事もお楽しみください。
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