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【プロ野球】

オリM6 負けても一歩前進

2014年9月27日 紙面から

オリックス−西武 5回表、2番手の比嘉は勝ちこしを許しぼう然と立ちつくす=京セラドーム大阪で(飯室逸平撮影)

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◇西武9−6オリックス

 西武が2本塁打を含む12安打9得点で打ち勝った。3回、中村の32号2ランで追いつくと、5回は中村の二塁打と森の6号2ランで3点を勝ち越し。6、8回にも加点した。オリックスは先制したが、投手陣が踏ん張れなかった。

    ◇

 不幸中の幸いだ。オリックスは投手陣が崩れて、逆転負け。それでもソフトバンクが敗れたため、優勝へのマジックナンバーは1つ減って6。森脇監督は本拠地最終戦終了後のセレモニーで「残り試合から日本シリーズまで、挑戦者として勇敢に戦いたい」と、ファンに誓った。

 初回に3点を先制したが、先発・東明が3回までに3失点。4回2死一、二塁となったところでベンチは交代を決断した。しかし、前日は功を奏した早めの継投が、裏目に出た。5回、比嘉が中村に左中間への勝ち越し適時二塁打を打たれると、代わったマエストリが森に痛恨の2ランを浴びた。

 比嘉は前日の試合で3回途中から登板、1イニング2/3を無失点に抑え34試合連続無失点のパ・リーグタイ記録を樹立した。しかしこの日は制球、球威とも落ちていた。マエストリは西武4連戦で3度目の登板。疲労がたまっているのも事実だ。

 マジックは出ているが、勝敗を考えるとまだ不利な状況。残り試合、勝てる試合を確実にものにして、ファンとの約束を果たす。 (五島大裕)

 

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