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御嶽山噴火 朝から救助活動を再開
9月28日 4時46分

長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察や消防によりますと、7人が意識不明で、29人が重軽傷を負ったということです。
山小屋には、まだ、登山者などおよそ40人が残ったままになっていて、警察は28日朝から救助活動を再開しています。

警察によりますと、御嶽山の噴火で、山頂や御嶽神社付近にいた7人が火山灰に埋もれ、このうち1人は救助されましたが意識はなく、残る6人も火山灰に埋もれたまま意識不明だいうことです。
この7人とは別の場所で4人が倒れているという情報があり、確認を急いでいます。
また、長野県の木曽広域消防本部や警察によりますと、岐阜県側の2人を含め、合わせて29人が重軽傷を負ったということです。
このほか、消防には、山に行ったまま連絡が取れないという通報や、登山道などで倒れて動かない人がいるといった複数の通報が寄せられているということです。
一方、噴火のあと、登山者などおよそ230人が下山しましたが、山頂付近にある4か所の山小屋には、けがをして動けない人や下山できなかった登山者、それに山小屋の従業員など、およそ40人が残ったままになっているということです。
警察や消防、それに自衛隊は、28日朝から合わせておよそ300人の態勢で長野県側と岐阜県側の登山口から山頂に向かうなどして救助活動を再開することにしていて、岐阜県側では午前4時半前に警察などが山小屋に向かいました。

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