ブログ 口笛より転載する。
2014年08月08日
「保守詐欺」の2ステップマーケティング
http://kknagomi.blog.fc2.com/blog-entry-18.html
議論の叩き台としていただければ幸いである。
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(以下 転載)
大衆は、小さな嘘より大きな嘘にだまされやすい。
なぜなら、彼らは小さな嘘は自分でもつくが、大きな嘘は怖くてつけないからだ。
(アドルフ・ヒトラー)
〈「保守詐欺」の2ステップマーケティング〉
三橋についての正しい評価をするためには「元々TPP・消費税増税賛成の安倍や麻生や赤池をなぜ支持したのか」について触れることは必須と思われます。
三橋支持者が言うように勿論経済などの啓蒙の部分も評価の対象にはなります。(この部分は私もある程度三橋を評価します。)
しかしこれを以て誤誘導率100%という「誘導への批判」を否定することはできないのです。
~参考:赤池支持横並び現象~
2013参院選 比例代表 赤池誠章(52)http://senkyo.mainichi.jp/2013san/kouji_hirei_meikan.html?mid=C01001001001
問13:消費税を予定通り2014年4月に8%に引き上げるべきだと思いますか。
回答:1. 予定通りに引き上げるべきだ
問16:域内の関税撤廃を目指す環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に参加すべきだと思いますか。
回答:2. 交渉でコメなどが例外と認められれば参加すべきだ
三橋貴明 三橋貴明は赤池まさあき先生を支持します http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11557855448.html
「完璧に『経済』『経世済民』を理解している自民党の政治家が、赤池まさあき先生です。」
上念司https://twitter.com/smith796000/status/356335621712785409
「比例区は政党名で書いちゃダメ!『赤池まさあき』って書いて下さい。日本に必要な政治家は『赤池まさあき』さんです。」
東田剛(中野剛志)http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/07/17/korekiyo-53/
「『ハヒフヘーゾー、おれさまはバイコクマン。日本の「岩盤」にドリルで穴を空けて、国富をグローバル資本に売り飛ばしてやる。バイバイコ~ク』『そんなことは、僕が許さないぞ!』『あ、ガンバンマンだ!』ガ、ガ、ガンバンマン、やさしい君は♪
いけ!みんなの夢守るため♪『あかいけ!ガンバンマン』みんな、見てね~。http://www.akaike.com/ 」
KAZUYA CHANNEL 比例代表の投票先に悩んだら赤池まさあきさんに投票しましょうhttp://kazuyahkd.com/archives/1144
「何度も言うようですが、今回の参院選の比例区は政党名での投票もできますが、是非個人名で投票しましょう。もし投票すべき候補者に悩んでいるのなら、僕は赤池さんをおすすめします。」
水島聡 赤池まさあき 応援演説 水島総(チャンネル桜)2013.7.15 http://www.youtube.com/watch?v=5TxngOuXvUA&feature=youtu.be
「赤池まさあき 確実に書いてください」
TPP賛成・消費税増税賛成の「マイナー候補」赤池支持横並び現象がありました。彼らにとっては比例は「自民党」だけではダメなんですね。わざわざ「赤池まさあき」を書かなければならない意味とは?
三橋も上念も中野もKAZUYA CHANNNELも水島もなぜ元々TPP賛成・消費税増税賛成の安倍を押し、さらにTPP賛成・消費税増税賛成の赤池を「奇跡的な確率で一致して推した」のか。各論者は消費税やTPPに猛烈に反対してましたよね。なぜでしょう。マイナーな赤池をわざわざ一致して推してた現象の答えは、実は簡単な話。
2ステップマーケティングというのがある。
フロントエンドで広く見込み客を囲い込み、バックエンドの本命商品に誘導するマーケティング。ネットマーケティングでは常識に入る。
実は俯瞰してみると「チャンネル桜界隈」一連の流れは2ステップマーケティングの政治版なのです。
フロントエンドに三橋・上念・中野・水島・KAZUYA CHANNEL・古谷経衡・渡邉哲也など様々な個性のページを置く。自民党関係者と示すものもいれば隠すものもいる。保守と謳うものもいればリベラルと言い張る渡邉哲也もいる。
セグメンテーションで分類したマーケットにメッセージを発信。
見込み客(潜在的自民党支持者)を獲得。
バックエンドの安倍・麻生・赤池らに誘導。全部グローバリスト。
〈フロントエンドの評価とマーケ全体の評価〉
フロントエンドとバックエンドとの関係が無関係であることを示すのは、「発言の整合性」「行動」。この発言の整合性が合わないから調べると、実は嘘をついていたのが明らかでフルボッコというのが三橋のイマココ。(「行動して無関係を示してみろ。この売国奴」と煽ってるのが三橋批判者。でも「行動」しませんね三橋は。いつも「間に合わないように」動いているのです。)
つまり経済など「啓蒙への評価」は「フロントエンドの評価」のみということです。
バックエンドとの関係性、マーケティング全体の問題、このような点について三橋は批判されているのに、三橋信者は「フロントエンドのみで信じる」という思考停止をしているため、マーケティング全体の批判ができてないのです。
そしてバックエンドのインチキに誘導されっぱなしなのです。
メルマガで見込み客を囲い込むのは今やネットマーケの定石。そして緊急性を煽ってクロージング。選挙のお祭り騒ぎです。
つまり三橋支持者の評価はフロントエンドでの評価に限定しているが、ポン吉さんや私はマーケティング全体を批判しています。フロントエンドの演出が上手なため危険だと主張しているのです。
※参考:三橋貴明の手法 http://ameblo.jp/ponkiti-2013/entry-11904259403.html
"彼ら"は全部、知っていた!?http://ameblo.jp/ponkiti-2013/entry-11893857704.html
〈国を売りながら潤う「仕組み」を撃て〉
世論操作という自民党関係者の商売があります。
新自由主義政策をするのには猛烈な反対があるので世論操作が必要です。反対する愛国的な勢力を事前に回収し、売国的な勢力に誘導するのです。
「小泉劇場の抵抗勢力」亀井静香が無視されて、「竹中級の売国奴」菅義偉が安倍の近くにいるのに批判されないのは変だと思いませんか。
行先は交渉参加より前、組閣の時点で明らかだったのです。
東谷暁氏はきちんと批判してました。ただし郵政民営化を批判した彼ですら菅を批判していない。しかし彼は保守詐欺のフロントにたっていませんね。恥ずかしいですからね「普通の日本人」なら。(私のブログに転載しています☞http://kknagomi.blog.fc2.com/blog-entry-6.html )
買い物と違い、投票行動は無料。しかし国にも生活にも決定的に影響します。フロントの無料情報で終わらないから「今このような状況になっている」。売国利得者による売国奴の商売だと言っているのです。
さてフロントとバックが無関係であることを示すにはどうすればいいか。TPPや消費税増税や移民に間に合うような阻止行動しかありません。
赤池誠章・西田昌司の両者が「清和会」なのは偶然ではありません。今のままでは売国政策の阻止が「間に合わない」のは当然です。
情報を囲い込み信者化させ誤誘導する自民党員・三橋貴明への評価は、日本が壊される度に支持者に「裏切り者」として知れ渡っていくでしょう。しかしその頃は三橋は「御用反体制評論家」としてのうのうと愛国者面して生きていくのです。「裏切られた」ポーズで日本国民を騙しつづける。
郵政民営化で分裂を経験した自民党は、構造改革の反対派をコントロールすることに全力を尽くしていると感じます。
※以上はポン吉のブログー反TPP宣言ー
アンチポン吉(追記あり)
http://ameblo.jp/ponkiti-2013/entry-11906004920.html#cbox
に対するコメントを加筆・修正したものです。