書泉グランデ公式Twitterが嫌韓本をPRし炎上 公式サイトで謝罪へ

写真拡大

大型書店・書泉グランデのTwitter公式アカウントが、嫌韓本を薦める投稿をヘイトスピーチと批判され、公式サイトで謝罪文を公開した。

書泉は神田の書泉グランデ、秋葉原の書泉ブックタワーなど、複数の大型店舗を展開する老舗の書店だが、23日に、書泉グランデの公式アカウントで政治活動家・桜井誠氏の新刊「大嫌韓時代」(青林堂)のPR(現在は削除されている)を投稿したことから、炎上してしまった。

Twitterに投稿された「大嫌韓時代」のPR文には「隣国が嫌いな方、なぜ嫌われているのか気になる方や、植民地支配、戦勝国気取り、領土問題、反日、それらについて疑問をお持ちの方にオススメです」と記されており、確かにこれだけ目にすると、いわゆるアジア諸国に対する「ヘイトスピーチ」を嫌う層からは反感を呼びそうな文面だ。



26日にはTwitter上で炎上がおこり、批判の返信やリツイートが増えた結果、書泉グランデはこの投稿を削除した。

そんな炎上や批判を受けてか、書泉側も、公式サイトに「弊社ツイッターアカウントにご意見をいただきました件につきまして」と題された謝罪ページが追加された。

謝罪文には「新刊書籍のご紹介をさせていただいた内容に、特定の主張を支持するかのような表現がありましたことは、様々な思想を扱う知識の場である一書店として、決してあってはならないことと考え深く反省しております。また、そのような誤解をお客様に与えてしまいましたことにつきましては、決して弊社の意図するところではなかったため、恐縮ながら該当ツイートはすでに削除させていただいております。」と、書かれている。

しかし、この炎上がきっかけとなったのか、現在Twitter上では、書泉が展開していたPOPなどをネタに同書店への批判ツイートが、まだまだ複数見受けられる状況だ。

なお、今回の騒動について、著者の桜井氏は、民主党の参議院議員、有田芳生氏らが背後で関係していると主張しつつ、書店への応援を呼びかける投稿している。



【外部リンク】
弊社ツイッターアカウントにご意見をいただきました件につきまして | 書泉はアイドルイベント情報、鉄道・格闘技等、バックナンバー豊富な書店です。
http://www.shosen.co.jp/news/2014/09/entry_3244/

【関連記事】
温泉旅館による宿泊客への反撃がネットで話題に 「サービス云々の前に会計はして下さい!」
京都の競売物件がネット上で話題 物件内部に「日韓断交」などと記載された大量の貼り紙
脳科学者・茂木健一郎氏がTwitterで「ネトウヨ」の定義を説明 「ネトウヨを批判するツイートをした時に、怒って私に反論したり私を罵倒したりされる方々が、まさにネトウヨ」とバッサリ