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サーバー用ソフトに重大な欠陥=企業など対応急ぐ

時事通信 9月27日(土)11時33分配信

 【シリコンバレー時事】企業などのウェブサーバーの多くに利用されている基本ソフト(OS)「リナックス」や、米アップルのパソコン「Mac(マック)」用OSなどに関係する重大なセキュリティー上の欠陥が26日までに見つかり、各国の企業などが対応を急いでいる。
 欠陥は米国で24日に発見され、「シェルショック」と名付けられた。既に今回の欠陥を狙ったサイバー攻撃が確認されており、攻撃が成功した場合、サーバーが乗っ取られ、情報流出などの恐れがある。専門家らは今年4月に暗号化ソフト「オープンSSL」で発見された欠陥「ハートブリード(心臓出血)」に匹敵する危険性を指摘している。
 サーバーのほか、通信機器などが今回の欠陥に関係するとされ、米当局は金融機関などに対応を指示。日本の独立行政法人「情報処理推進機構」も欠陥修正プログラムの利用など対策を急ぐよう緊急情報を出した。 

最終更新:9月27日(土)15時19分

時事通信

 

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