御嶽山の噴火についての所感。
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あちこちに動画がたくさんあるが、私が参考にしたのは、これ。
→ 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
大きな火口の周辺部に、避難小屋がある。一方、その内側は、凹んでいる。そこには大きな池(火山湖)があり、そのすぐそばに人が立つことができる。
→ Google 画像検索
一方、生還した人のツイートによるとは、その人は「山頂まであと30分の9合目」にいて、噴火に遭って、引き返したとのこと。
→ togetter
では、「山頂まであと30分の9合目」よりも、もっと山頂にいた人は? 特に、火口の内側の、池のそばにいた人は?
ここまで考えると、事態は容易ならざることになっていると考えざるを得ない。現時点では「ケガ人が4人」との報道もあるが、それは避難小屋から確認できた範囲内のことに過ぎまい。もっと危険なところでは……と考えると、このあと相当多数の犠牲が出ることを懸念せざるを得ない。
今はちょうど、「韓国フェリー沈没事故」の初期報道に似ている。あの時点では、フェリーは傾いただけで、被害者はほとんどいなかった。しかしその後、最終的な被害者はどうなったか。……深く憂慮せざるを得ない。
なお、自衛隊が出動するということだが、防塵マスクなどが多数あるとも思えないし、救助は難航しそうだ。ここでも、深く憂慮せざるを得ない。
2014年09月27日
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