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下山者「煙が上がり 周囲はパニックに」9月27日 18時23分
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27日昼前、長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火しました。
噴煙は上がり続けていて、気象庁は警戒を呼びかけています。
長野県は、政府の関係省庁災害対策会議で、御嶽山の噴火で合わせて7人が意識不明、8人が大けがをしているという情報があることを報告したということです。
また、警察によりますと、噴火当時、御嶽山の山頂付近には250人以上がいたとみられ、山小屋に避難したり、下山したりしているということです。
岐阜県下呂市の濁河温泉の近くに下山してきた男性は「山頂付近で昼食をとっていたら突然ドーンという音がして煙が上がりました。周りはみんなパニックになって逃げ惑っていました。小屋の中に避難していた人も多くいました」と話していました。
また、兵庫県西宮市から登山に訪れたという男性は「山頂付近の二ノ池の近くにいたら、目の前で煙が上がりすぐに上空まで達したので怖くなって下山してきました。けがはありませんが、周りにいた人たちがどうなったのかは分かりません」と話していました。
名古屋市から4人で登山に訪れたという男性は「林の中を上っていたら水蒸気で周りが見えなくなり、雷が鳴ったあとパラパラと音がしました。雨が降ってきたのかと思ったら服が白く汚れていたので、火山灰が降ってきたと気付きました。あたりは硫黄の匂いが充満していました」と話していました。
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