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石牟礼道子さんの初作品か 「不知火をとめ」発見

2014年9月27日 19時01分

 水俣病患者の世界を描いた「苦海浄土」で知られる作家石牟礼道子さん(87)=熊本市在住=が書いたとみられる未発表の短編小説「不知火をとめ」が見つかったことが27日分かった。石牟礼さんの第1作とみられる。

 石牟礼さんの執筆活動を支援している日本近代史家渡辺京二さん(84)が、昨年11月に解体された熊本県水俣市の石牟礼さんの旧宅で発見した。東京の藤原書店が作品を収めた単行本を11月に出版する。

 1959年に懸賞に応募した「舟曳き唄」が小説の初作品といわれているが、藤原書店によると、「不知火をとめ」の末尾に「昭、二二、七、三」とあり、47年に執筆されたもようだ。

(共同)
 

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