仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

「育児の常識」なんてあってないようなもの

昨日のエントリーで書いた四男の熱ですが、血液検査の結果は高熱の原因となるような悪い数値は出てないそうで、結局原因不明。長男も原因不明の熱がだらだら続いたことあったな、そう言えば。毎日毎日点滴されて本当に可哀想だったよ。で、四男の熱のほうですが、今は微熱程度にまで下がってホッと一安心。でも朝は食欲なくてプリンひとつ食べるのがいっぱいいっぱいって感じだったこともあり「何か食べたいものあるならなんでも言って」と言ってみたら「マクドナルドのチーズバーガー食べたい」だとう?なんだよそんなジャンクフードが食べたかったのかよ!っていうかそんなもの食べたがるってことはもう元気ってことだよね…こいつめ心配させやがってこれかよ!となんだか損した気分になったさっこさんですこんにちは。ここまでくればもう大丈夫だわ、うん。

さて、今日は育児の常識とやらについて考えてみようと思います。先日、こんな記事を読みました。

ものづくりにっぽん: 育児の常識、更新のお知らせ

いやー、同じような衝撃を四男を育てているときに味わいましたよ。

長男を産んだときは離乳食を開始する前に果汁や野菜スープなどをスプーンで飲ませて母乳以外の味やスプーンに慣れさせろだの、風呂上がりには水分補給のため白湯を飲ませろだの言われてたんですよ。でも長男、白湯…というか哺乳瓶の乳首自体受け付けないからちっとも白湯なんて飲まない。果汁や野菜スープもめちゃくちゃ嫌がる。もう泣きたくなりました。ところがですよ、四男のときはこんな感じになってました。

※なお、離乳開始前の乳児にとって最適な栄養源は乳汁(母乳または育児用ミルク)であり、離乳の開始前に果汁を与えることについて栄養学的な意義は認められていません。また、重湯や野菜スープも、離乳の開始前に与える必要はありません。

離乳食について - 母子健康手帳の副読本|赤ちゃん&子育てインフォ

お白湯はあげなくていいです。

脇本産婦人科 - 沐浴指導

嘘ー!長男のときの苦労は一体…やらなくていいならどんだけ楽だったか…。なんでたかが9年ぐらいでこんなに変わるんだよ!と腹が立つやら情けないやら。もう育児の常識なんて信じない!と思いましたね。長男すまん、母ちゃん無駄なことをお前に押しつけてたわ…。

でもほんの20年ほど前の母親達はこうやってせっせと果汁やスープを飲ませたり、白湯を飲ませていたのですよ。そんですくすく育ったのですよねぇ。無駄かもしれないけど害はないってことなのかしらね。

他にも便利になったり事情が変わったことも多々ありました。長男が産まれた当時は腰がしっかりすわってから使用できるチャイルドシートが手に入る程度で、新生児対応のチャイルドシートはありませんでした。まあ海外から取り寄せたらあったんでしょうけど、そんなことしてる母親は私の周囲にはいませんでした。というわけで、長男が低月齢の頃はクーファンを車に積んでそこに寝かせてました。当然体は固定されてません。今から思うと嘘みたいな話ですね。

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紙おむつの進化もすごかった。長男の頃はすっごく蒸れそうでごわごわした紙おむつだったのに、四男のときは通気性が良すぎるし肌触りも柔らかでびっくり。おむつの進化すごい…。布おむつより紙おむつのほうがずっと快適なんじゃないかと思いましたよ。マタニティウェアや授乳服も可愛いのがいっぱいあるじゃないですか。昔はおばさんくさいデザインのしかなかったのに。母親や子供を取り巻く環境ってほんのちょっとの間に随分変わるものだなあとしみじみしました。

まあ私が産まれた頃はミルク育児がもてはやされたのに一周回って母乳育児が見直されたりしてるし、育児の常識なんてなくてそのときの社会環境に沿った子育てや流行(?)みたいなものが「育児の常識」と言われてるだけなのかもしれません。医療だって進歩してますしね。一番上の姪がただいま妊娠中ですが、姪の子を預かるときはどんな子育てしてるか聞いてから預からなきゃやばいな、と思うさっこさんでした。