2014年9月15日05時00分
ドラマが苦しい時代と言われて久しい。見応えはあっても、視聴率はなぜか伸びない。
「あまりにたくさんドラマがあり、視聴者はどれを見たらいいのかわからなくなっている」とテレビ評論家の桧山珠美は言う。だから雑誌やネット上で繰り返し話題になることが重要で、評判を聞いて関心が集まる。それが去年の「半沢直樹」であり、いよいよ残り2週となったNHK朝ドラ「花子とアン」だ=写真は収録終了時。
主人公・村岡花子の実際の生涯や、腹心の友・蓮子のモデル柳原白蓮の生き様に光があたる一方、花子の夫役の鈴木亮平や蓮子の夫の炭鉱王を演じた吉田鋼太郎が注目されるなど、話題を提供し続けた。平均視聴率は8月25日までで22・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
ヒットの要因分析も盛んだ。花子と蓮子は疑似姉妹で、大ヒット映画「アナと雪の女王」と構造が重なるとか、幼少期に「赤毛のアン」に夢中になった女性たちにはたまらないエピソードが盛り込まれているなど。その中で、劇中で語りを担当した美輪明宏が指摘するのが、視聴者の「本物志向」である。
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