ソウル=貝瀬秋彦
2014年9月27日11時54分
産経新聞のウェブサイトに掲載された同紙ソウル支局長の記事が、朴槿恵(パククネ)大統領への名誉毀損(きそん)にあたる疑いがあるとして、韓国のソウル中央地検が捜査している問題で、同地検は26日までに支局長の出国禁止処分を10月5日まで10日間、延長した。延長は5回目になるという。産経新聞が27日付の朝刊で報じた。
関係者によると、同支局長は10月1日付で東京本社への異動の辞令を受けている。
問題とされているのは8月3日付で掲載された記事で、旅客船セウォル号が沈没した4月16日、朴氏の所在が確認できなくなり、その間に男性と会っていたのではないかといううわさを伝えた。韓国の市民団体が朴氏への名誉毀損だとして告発し、同地検が支局長を事情聴取する事態になっている。(ソウル=貝瀬秋彦)
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朝日新聞国際報道部
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