ふるさと納税 換金性の高い「御礼」について(2)
前回の記事の続きですふるさと納税で換金性の高い「御礼」を狙うにあたって
市川市に寄付して貰える「御礼」がTポイント2,000ポイントで
換金性が高いどころか、ほとんど(略)という話でした。
さて、節税研究家MASAさんの「節税研究家MASAのブログ」
にすごいことが書いてありました。
上記記事のコメント欄をごらんください。
ブログの読者が実際に市川市役所に確認し、
何回でもできて、市川市の予算内であるかぎり、Tポイントが付くとのことです。
と報告しています。これは、実はすごいことです。
個人の稼ぎや家族構成によって、寄付可能な金額は違いますが、
市川市へのふるさと納税を、自分の可能な枠内で繰り返せば
とても簡単に、経済合理性の高い行為ができる、ということですね。
しかし、「さすが市川市は不交付団体だけにやることが違う」
などとは口が裂けても言ってはいけません。
こういうことが、面白半分に広がって、その結果、批判的な世論が
高まると、それを是正する政治判断が入ってしまうからです。
橘玲氏は、その著作、「得する生活 お金持ちになる人の考え方」で
“世の中は完全ではないから、必ず歪みが生じる。そしてその歪みは
いつか「裁定」で解消される。「お金持ちになる人」とは、市場の歪みを
いち早く発見し、裁定が発動する前に、それを利用する人のこと”
(私の読解による要旨です)
と喝破しています。
詳しくはぜひ書籍を読んで下さい。この本、ある箇所は意図的(?)
にぼやかした書き方をしていますが、そこは「行間を読めば」
かならず分かる構成になっています。名著です。
続きます
励みになりますので、ぜひクリックをお願いします
にほんブログ村
節約・貯蓄 ブログランキングへ