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川崎汽船 価格操作で罰金74億円 アメリカ9月27日 9時02分
アメリカ司法省は、日本の大手海運会社の「川崎汽船」が自動車などの海上輸送料を巡る価格操作に関わっていたことを認め、日本円でおよそ74億円の罰金の支払いに同意したと発表しました。
アメリカ司法省は26日、日本の大手海運会社「川崎汽船」が自動車やトラックなどを船積みして輸出入する際の輸送料を巡り、同業他社とカルテルを結んで不正に価格を操作していたと発表しました。司法省によりますと、会社側も価格操作に関わっていたことを認め、罰金として6770万ドル、日本円で74億円を支払うことで同意したということです。
発表によりますと、川崎汽船は1997年からおととしにかけて、同業他社と顧客情報などを交換し価格操作や受注の調整などを行っていたということです。
会社側は今後、捜査に協力することにも応じているということで、アメリカ司法省はカルテルの実態解明を続けるとしています。
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