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「みんなの笑顔の前に自分の笑顔のこと、考えてもいいんだぜ?」
『牙狼-MAKAISENKI-』より
「お前が何を壊そうが、何を奪おうが…人間は起ち上がる!
何度も…何度でも!ウルトラマンが人間を救うのではない。
人間と力を合わせ、戦ってきたのだ!」
『ウルトラマンギンガ』より
「命ある者と、無い者の差よ」
『ゴジラVSメカゴジラ』より
『ウルトラマンギンガS』のシリーズ構成担当は小林雄次さん。それが失敗だったと思う。
『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』でも思った事だが、小林さんは王道な話を書くのには
才能があるが、その「シリーズらしさ」を活かす脚本を書いてくれないのだ。
ギャバン映画も悪に堕ちた友と戦い、愛する者を救う…という『ヒーロー物』としては王道な
ストーリーだったが、『帰ってきた宇宙刑事』としては物足りなかった。
素直に言ってしまうと…小林さん、あなたはプリキュアの脚本だけ書いていてください!w
東映のオールヒーロー映画の脚本担当でお馴染みの米村正二さんも、小林さんと同じで
プリキュアシリーズの脚本だと真価を発揮する気がする(^_^;)
米村さんの脚本家としての実力を見たい方は、
『スマイルプリキュア!』第19話をご覧になってほしい。涙腺が弱い人は泣いてしまうかもw
やっぱり平成ウルトラマンの脚本といえば、長谷川圭一さんだなぁ。
特撮と関係ないけど、『コンバトラーV』の廉価版DVDが出るらしいので楽しみだ(≧▽≦)
では、また!!
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「愛に金があれば、鬼に金棒だ!」
『超光戦士シャンゼリオン』より
「君も人生に命を懸けてくれ。
私も命懸けで生きていく」
『仮面ライダー(新)』より
「ただ能力だけを複製したブートレグ(偽物)が…
人間の心を持った俺に勝てるわけがない!」
『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』より
『ゴーカイジャーVSギャバン』は劇場に3回も観に行ってしまった(笑)
それくらい素晴らしいお祭り映画だった!伝説の宇宙刑事ギャバン復活…!
公開日の初回を観に行ったが、上映終了したら観客たちが拍手喝采だった(^_^)
伊賀 電(初代シャリバン)がメインのシャリバン復活劇も観てみたかったが、
二代目の日向 快が登場したから、残念ながら今度のVシネマでも出番は少ないようだOTL
では、また!!
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「ギンガアアアアァッ!!」
去年放映された『ウルトラマンギンガ』の続編である『ギンガS』の前半戦も終了した。
「感想記事はよ」と期待してくださった方もいて嬉しかったのだが…
……すまない!ちゃんと観ていたんだが、何を書いて良いのか分からなかった(苦笑)
『ギンガS』前半戦を観ていて思った事は「良くも悪くも王道」だった。
今までのウルトラシリーズには……
・初代マン →総天然色、毎週新しい怪獣が見れる
・セブン →SFに徹したハードなドラマ
・帰マン →初の人間ウルトラマン
・タロウ →バラエティに富んだ面白さ
・レオ →熱血漢もの
・80 →ウルトラマン先生
・ガイア →2人の主人公、初の青いウルトラマン
・コスモス →怪獣を守ろうとする心
・ネクサス →変身者が受け継がれる、連続ドラマ物
・メビウス →懐かしのウルトラ兄弟総登場
いずれも、各作品に『目立つ特徴』があったのだ。
『ギンガS』はスーパーヒーロー物としては王道を征く作品なのだが、前半戦のどの回も、
わざわざウルトラシリーズ作品でやる必要性が感じられなかった。第5話のゴウキの「強敵に体を支配されるが、精神的強さで洗脳を振り切る」という展開は逆に王道過ぎて話の流れが簡単に予想できてしまい、それが見事に的中して「えぇ…?」と萎えてしまうレベルだった。
王道ヒーローといえば、私は『魔弾戦記リュウケンドー』が好きなのだが、
『ギンガS』のストーリーをシリーズ物ではない「全く新しいNEWヒーロー、〇〇!」という感じの作品でやってくれれば、印象はかなり違ったかもしれない(;`・ω・´)
強いて言うなら、前半戦ラスボスのファイブキングのデザインは素晴らしかった。
喋る変身アイテム、スパークドールズ、ウルトランス、ストリウムブレス……
私の嫌いな「玩具を意識した部分」を除いても、前半戦はイマイチだったかな…。
ジオラマ破壊や実写による爆発が増えたのが嬉しくて第1〜3話くらいまでは興奮していたが、
肝心のストーリーが微妙では、どうしても釈然としない…。
とりあえず、後半戦ではUPGに航空機が配備されるのを期待しておこうw
そしてヒカルの『仲間たち』も登場するらしい!? 千草にまた会えるというのか!楽しみ!
では、また!!
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「過去は変えられないが、
未来なら変える事が出来るかもしれない」
『ウルトラマンネクサス』より
「人の気持ちになるなんて、誰にも出来ませんよ。
思いやる事なら、なんとか出来ますけどね」
『仮面ライダークウガ』より
「なぜ死ななかった!?
戦って死んでこそ、私の部下の資格がある」
『人造人間ハカイダー』より
雨宮版ハカイダー、クウガ、ネクサス…どれも平成ヒーロー作品の中で大好きな作品だ。
特にネクサスは私がウルトラシリーズに再熱するキッカケになった作品なので、
むしろ、あのシリアスを土日の早朝に放送してくれたのを感謝している(笑)
私がしばらく離れていたライダーシリーズを久々に観ようと思ったのは『ディケイド』に
懐かしのクウガが出る!と聞いたからだ。放映当時は10年前に観たクウガTV本編の
記憶が薄れていたので小野寺クウガは好きだったが、DVDで五代雄介が変身する『クウガ』を
観ると、比較するのは酷だが小野寺は『クウガを継ぐ者』と呼んでいいのかしら?
「戦って勝利した事を嬉しそうに報告する」というのが『クウガ』として納得できない。
五代と小野寺は全く違うキャラだが、過去作品に興味を持ってほしいのなら
過去ライダーの良い部分をリスペクトして、作品に反映してほしいものだ(◞‸◟)
その失敗を活かしたのが『ゴーカイジャー』かな?
では、また!!
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以前に購入した初代『ウルトラマン』のBlu-rayを全話完走したので、
今回は初代マン本編の感想記事。再放送でよく観ていたけど、しっかり全話観たのは
意外に初めてだったりする(笑)
<あらすじ>
科学特捜隊のハヤタ隊員はジェットビートルに乗ってパトロールをしていたが、
突如飛来した赤い光の球と衝突!命を落としてしまう。
その赤い光の球の正体は、凶悪な宇宙怪獣ベムラーを追って地球にやって来た
M78星雲の宇宙人だった。事故で死なせてしまったハヤタと一心同体になる事で
銀色の宇宙人は地球の平和の為に戦う決意をする。
ハヤタはその巨人を『ウルトラマン』と名付けた。
これが約50年経っても語り継がれる不滅のヒーロー・初代ウルトラマンの誕生だ。
『マン』は視聴率は好調だったが、諸事情によって全39話と短いのだ。
その中でも第30話「まぼろしの雪山」、第37話「小さな英雄」のようなシリアス回や
第34話「空からの贈り物」といったギャグ回まで、エンターテイメント性の
豊富さに溢れた全39話となっている。特にジャミラの登場する第22話「故郷は地球」は
ファンの間でも特に人気の高い回となっている。
ほとんどの回で言える事が「怪獣、何も悪い事してないじゃん!」である。
第14話のガマクジラは主食である真珠を食べていただけだし、
第26〜27話のゴモラも「現代に生き残った貴重なサンプルだから」という理由で人間に捕らわれそうになって本能的に暴れたらウルトラマンに倒されてしまった…。
ウルトラマンも「人間の平和を守る為には仕方なかった」と詫びていたが、
『マン』に出てくる怪獣は「可哀そう!」と思える怪獣が多いのだ。
そこが「人間の身勝手さ」を批判するメッセージ性に繋がるのかもしれない。
最終話で宇宙恐竜ゼットンの前にウルトラマンは敗れ去るが、科特隊の新兵器の威力によって
ゼットンは倒された。そこに宇宙警備隊員ゾフィーが現れ、ウルトラマンに「一緒に光の国に
帰ろう」と言う。しかし、このままウルトラマンが宇宙に帰れば、同化しているハヤタは
死んでしまう。
「お前は充分、地球の為に尽くしたのだ。地球人も許してくれるだろう」
「ハヤタは立派な青年だ。犠牲にはできない。私はもう2万年も生きたのだ。
地球人の命は非常に短い…それにハヤタはまだ若い…」
1人の地球人の命を理由に帰還を拒むウルトラマンに感動したゾフィーは
持ってきた『2つの命』の1つをハヤタに与え、ウルトラマンとハヤタの体を分離させた。
侵略者や怪獣から人間を守ったウルトラマンは光の国へと帰って行く。
残された科特隊は「人間の平和は我々自身で守っていこう」と決意するのだった。
前述の通り、『マン』は子供の頃に再放送やVHSで観ていたが、
その頃は純粋に「ウルトラマンかっこ良い!」と思っていたけど、大人になってから観ると
『社会への批判』、『1人の人間として出来る事』という深いメッセージ性が伝わってきた。
そんな初代『ウルトラマン』の私の中での総合評価は……
★★★★☆
★4つ!後のウルトラシリーズ(平成に限らず)では薄れてしまった社会批判が『マン』では
ハッキリと描かれている。シリアスやギャグといったエンターテイメント性が
豊富なストーリー、初代マンのシンプルなデザイン…全てにおいて『マン』は素晴らしい!
では、なぜ★を1つ減らしたのか?という理由について。それはウルトラマンの存在価値だ。
人間の平和を守る為に仕方なく怪獣を倒した…とはいえ、無罪な怪獣を倒してしまうのは
「正義のヒーローとしてどうなのよ?」と私は思った。
光の国から地球の為に♪来たぞ我らのウルトラマン♪ではないのか?
人間はもちろんだが、地球で生まれた怪獣なら彼らも『地球の生命の一部』ではないのか?
そもそも人間を最優先に守る必要性が無い…。人間自身が怪獣を殺すなら「身勝手だ!」と
言えるのだが、宇宙警備隊員…つまり宇宙全体の平和を守る者として地球に留まったウルトラマンが「人間を愛しているから」という個人的な理由で人間だけ優先して無罪な怪獣を次々と
スペシウム光線で殺していく…私の中で様々な感情が渦巻き、「ウルトラマンも人間と同じで
身勝手だ!それでも"正義のヒーロー"なのか!?」と思い、★を1つ減らしてしまった。
この発想を作品として完成させたのが『ウルトラマンコスモス』なのかもしれない。
不朽の名作、初代『ウルトラマン』!ぜひ皆様にも一度は観てもらいたい作品だ(`・ω・´)
リージョン1(海外DVDプレーヤー)用のDVD-BOXは安値だから
初めて『マン』を観る人にもオススメできると思う。
最後に、シュワッチ!
では、またノシ
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