2014年9月27日05時43分
羽田空港の国際線旅客ターミナルに26日、「お~いお茶」で知られる伊藤園が茶カフェ「茶寮 伊藤園」を開いた。日本を訪れる外国人に日本茶の魅力を伝え、海外市場の開拓につなげたい考えだ。
カフェは、江戸時代を再現した街並みに飲食店や土産店が並ぶ「江戸小路」の一角にできた。選び抜いた国産のお茶の葉を石臼でひいた抹茶と和菓子のセット(税込み800円)など23種類のメニューを出す。持ち帰り用の茶葉も扱う。営業は午前7時~午後10時。
本庄大介社長は26日のセレモニーで「東京五輪に向け、日本の茶文化に触れる機会を増やしたい」と話した。フランス人のジュリアン・ミナールさん(35)はパリへの出発前に立ち寄り、緑茶と抹茶アイスを味わった。「甘すぎずヘルシーでとてもおいしい。空港で楽しめるとは思わなかった」と笑顔を見せた。
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