少し前に話題になったパソコン用メガネ。
どういう仕組みなのかというと、「液晶画面からでるブルーライトをカットすることにより眼の疲れを軽減する」のです。
ではブルーライトとは何か?今日はそんな記事を書いています。
可視光線の中で最もエネルギーが強い光
可視光線という言葉は覚えているでしょうか?
中学か高校の理科で勉強したはずです。
可視光線とは人間の眼見る事ができる光のことですが、光にも種類があり、波長の長い光から順番に「赤 橙 黄 緑 青 藍 紫」となっています。僕は「「せき(赤)とう(橙)おう(黄)りょく(緑)せい(青)あい(藍)し(紫)」と覚えさせれました。
「赤」よりも波長の長い光は「赤外線」。「紫」よりも波長が短い光は「紫外線」と呼ばれています。
※右から「赤 橙 黄 緑 青 藍 紫」
ブルーライトはこの中でだいたい「青〜紫」までの紫外線に近い光が該当します。ブルーライトは可視光線の中で最もエネルギーが強い光です。
ブルーライトは眼精疲労の原因に
ブルーライトはエネルギーが強いため、無意識のうちに瞳孔を縮めて目に入るブルーライト量を抑えようとします。その結果、眼の筋肉が酷使され「眼の疲れ」の原因に。また視神経への悪影響のため、「眼の疲れ」だけでなく肩こりや頭痛の原因にもなっています。
また、ブルーライトは波長が短いため光が散乱しやすい性質を持っています。散乱した光に一生懸命ピントをあわせようとすることも疲れの原因になります。
睡眠に悪影響
生物は皆、体内時計を持っていますが、体内時計を形成する要素に「光」があります。眼の中に太陽光のような強い光が入ってくると活発になるように出来ているのです。
エネルギーの強いブルーライトの刺激を眼が受けると、脳は勝手に「朝だ」と勘違いしてしまいます。だから、ブルーライトは「体内時計おかしくする」とも言われます。
脳が朝だと勘違いした結果、メラトニンという睡眠を司るホルモンが減少し、覚醒状態になります。
だから夜のパソコン作業をすると寝付きが悪くなります。もちろん個人差はありますが、出来るだけ夜のPC作業は避けるか、ブルーライト対策はした方が良いでしょうね。
眼病の原因にも
他の可視光線は角膜や水晶体で吸収されてエネルギーが弱まりますが、ブルーライトは網膜までストレートに届き、網膜や網膜の中心にある黄斑にダメージを与えます。
※眼の一番奥で、視神経の手前にあるのが網膜
そのダメージが原因で「加齢黄斑変性」という眼病になる可能性が高まります。若いうちはなかなかこの病気にかかったりはしませんが、網膜へのダメージが積み重なっていったり、加齢により眼の障害が増えてくるとこの病気にかかります。IT大国のアメリカでは65歳以上の失明原因の1位になっている病気です。
また近年、日本でも加齢黄斑変性の患者が増えているようでして、一部の人はパソコンの普及が原因ではないか?とも言われています。
ブルーライトカットレンズで対策を
ブルーライトのカットにはメガネで対策するか、ディスプレイ自体をブルーライトを出ないようにするかの二つの方法があります。ですが、ディスプレイからブルーライトを出なくするアプリをスマホで試したのですが、画面が暗くなってしまって上手く使う事が出来ませんでした。
なのでPC用メガネでの対策が一番良いかなーと思います。
以下商品のカスタマーレビュー
効果は上手く伝えられないのですが、あると思います。ギラギラと太陽が照りつける屋外でサングラスをかけるような感覚でしょうか。目が落ち着きます。この、目が落ち着く感覚というのが効果というのか?確かに実感できるのは「目が落ち着く感覚」(笑
使用してみたところ、目の痛みがあまりなくなりました。
モニターにあわせてフィルムを買う必要もないので便利です。
最近、目が疲れやすくなったのかPC作業中に目薬をさす事が多くなり、気にはなっていたが効果は思い込み次第?的なアイテム、PCメガネを試してみようと購入に至りました。
結論から言うと効果は絶大とまではいきませんが買って損はないっと言い切れるくらいには恩恵を受けてます。
目薬をさしたり、液晶画面の明るさ調整したり色々やってもPC作業は目に負担が大きいものですがそんな貴方にPCメガネおすすめ致します。
皆様、何となく効果は実感している模様です。
ただし、あくまでも個人差はあるようです。接客をしていると「使ってみたけどあまり分かんなかった」という人もいます。
感覚的には女性の方が効果を実感する人は多いように思えます。また女性のほうが肩こり頭痛が減ったって人が多いですね。
ではでは、この辺で失礼します^^