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●現在地での建て替え (09/26 18:58)
 青森市議会は現在地での庁舎建て替え前提とした関連条例案などを賛成多数で可決した。
 青森市議会は定例会最終日の26日、現在地での庁舎建て替えの関連条例案など59の議案を審議した。
 関連条例案は去年6月とことし3月の本会議で二度否決されているが、鹿内市長は市民の理解を得て議会の意見も踏まえたとして、みたび提案していた。
 採決の結果、賛成23・反対16の賛成多数で可決され、現在地での庁舎建て替えが決まった。
 本会議ではJR青森駅周辺整備の設計費などを盛り込んだ補正予算案も採決され、可決された。
 事業費は庁舎の1期工事に100億円、同じ時期に工事が行われる駅周辺整備には82億円が見込まれている。
 さらに1期工事のあとに行われる2期工事には50億円が見込まれており、市の財政負担に及ぼす影響が心配されている。
 新庁舎建設と駅周辺整備が始まることになるが、財政悪化が市民サービスの低下を招かないよう議会のチェックが引き続き求められる。



●県内に波紋 (09/26 18:56)
 東北電力が再生可能エネルギー電力の新規受け入れ中断の検討を明らかにしたことが、県内にも波紋を広げている。
 東北電力の海輪誠社長は25日の会見で再生可能エネルギー固定価格買い取り制度に基づく、太陽光や風力発電の新規受け入れの中断を検討していることを明らかにした。
 東北電力のほかにも北海道電力が購入量の上限を定めたり、九州電力は25日から新規の受け入れを中断するなど制限する動きが広がっている。
 電力会社は再生可能エネルギーが天候の変化による急な出力変動に対応できなかったり、需要が低い時期には最大需要を超えてしまい、発電機器の損傷による停電の可能性が高くなることをあげている。
 こうした動きに小渕経済産業大臣は閣議の会見で「専門家の会議を作って検証する」と述べた。
 東北電力の中断検討の方針が県内にも波紋を広げている。
 階上町赤保内で26日、大規模太陽光発電所の起工式が行われた。
 この太陽光発電所は大間町で風力発電を行っている八戸市のNPO法人・グリーンシティなどが建設するものだが、関係者は戸惑いを見せていた。
 県内の大規模太陽光発電所は14施設で2万キロワット、風力発電は214基が33万3000キロワットを発電し、今後も増える見通しだけに波紋が広がっている。



●作況指数「104」 (09/26 18:54)
 ことしのコメの作柄は県全体で「やや良」となった。県全体の作況指数は「104」で、収穫量は25万6600トンが見込まれているが全国的なコメ余りから価格の下落が予想され、厳しい出来秋となりそうだ。
 農林水産省青森地域センターは県内330か所の観測田の調査結果をもとに今月15日現在のコメの作柄をまとめた。
 それによると今月15日現在、県全体の作況指数は「104」の「やや良」で、地域別でも津軽が「104」、青森が「103」、そして南部・下北が「105」と全ての地域で「やや良」となっている。
 一方、県全体の主食用米の収穫量は家畜のえさ米などの作付けが増えたことから、去年より1万5500トン下回る25万6600トンと見込まれている。
 ことしのコメ作りは春先から天候に恵まれ全域で豊作の見通しとなっているが、生産者にとっては全国的なコメ余りで価格の下落が予想されるため厳しい出来秋となりそうだ。
 こうしたなか三村知事はコメの価格が下落している対策として国の支援制度の活用を促すとともに、県としても収入が安定できる複合経営の形を示していく考えを明らかにした。
 これは26日から始まった県議会の一般質問で自民党議員の質問に三村知事が答えたもの。
 三村知事は国の補てん制度の活用を促すとともに県としても収益性が高い複合経営の形を示していく考えを明らかにした。
 県内ではコメの下落を背景に農家に前払いされる「概算金」が60キロ当たり「つがるロマン」が7600円、「まっしぐら」が7300円となり、いずれも去年を3200円下回り過去最低となっている。
 県は4ヘクタール未満の小規模農家などを対象に減少した収入の34%を今年産限りで補てんする国の制度を促し、安定した収入が得られるように取り組むことにしている。



●ほっかりん 一等米 (09/26 18:52)
 むつ市ではヤマセ地帯に適した「ほっかりん」の初検査が行われ、全て一等米に格付けされた。
 初検査を受けたのはむつ市の農家・立花幸雄さんが今月22日に収穫した「ほっかりん」40袋1.2トン。
 農協の検査員がサンプルのコメを抜き取り、粒の形や色などを調べた。
 ことしは先月雨の日が多く日照不足の影響が心配されたが、登熟は順調に進んだ。
 検査の結果粒のそろい具合など上々の仕上がりとなり、全て一等米に格付けされた。
 初検査を受けた「ほっかりん」は来月1日からむつ市にあるJAの産直施設などで販売される。



●特殊詐欺 過去最悪に (09/26 11:56)
 県内でもお年寄りを狙った特殊詐欺の被害が後を絶たず、ことしの被害金額は2億8800万円と過去最悪となった。
 県警察本部によると県内の特殊詐欺の被害は25日現在で62件、被害額は2億8800万円になった。
 これは去年の同じ時期を15件、およそ7000万円上回り、過去最悪だった去年1年間の2億8700万円を超えた。
 被害者のおよそ8割が65歳以上の高齢者。
 ことしは社債などを購入する際に名義を貸して欲しいと持ちかけながら現金を要求する手口が急増しているということで、警察が注意を呼びかけている。



●大間マグロを堪能 (09/26 11:54)
 大間マグロなど県産の豊かな食材を紹介する催しが25日夜東京で開かれ、訪れた人たちがマグロの解体ショーや旬の味覚を楽しんだ。
 大間マグロとうまいものを食する会は東奥日報社と青森放送が開いたもので、およそ800人が集まった。
 会場では大間町沖で1本釣りされた150キロの本マグロの解体が実演され、東京・築地市場の職人たちが5人がかりで豪快にさばいていった。
 切り分けられたマグロはさっそく刺身や寿司にして提供され、訪れた人たちが本場の味覚を楽しんでいた。
 また会場には陸奥湾ホタテや青森シャモロックなど県産食材を使った料理が並び、首都圏の人たちに青森県の食の魅力を印象づけていた。



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