蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【スポーツ】入江 意地のV3 萩野完敗の銅2014年9月26日 紙面から
◇仁川アジア大会<第7日>背泳ぎの『職人』入江がマルチスイマーの萩野を下した。背泳ぎ200メートルを今季世界最速となる1分53秒26で優勝。電光掲示板の数字を見ると右拳を小さく握り、控えめにガッツポーズした。「思ったよりも速かった。驚きとやってきてよかったと思った」。復活を果たした24歳は言った。 「ヘルニアになってどん底を味わった。スタッフ、ドクターへの感謝の気持ちを伝えたかった」。昨秋に椎間板ヘルニアを患い、日常生活も厳しい状況に追い込まれた。しかし、体幹トレーニングなど地道な練習で今春に返り咲いた。「もう一度、戻りたかった」という日本代表入りを果たし、再び世界の舞台に立った。 競泳五輪種目での3連覇は、山本貴司が100メートルバタフライで達成して以来2人目の快挙。26日の400メートルメドレーリレーで金メダルを獲得すれば2大会連続の3冠となる。萩野と並ぶ日本の大黒柱は力強く言う。「きょうは世界にアピールできるタイムだった。3連覇、3冠を狙う」。競泳界のプリンスは、さわやかな笑みを残した。 (占部哲也) PR情報
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