「初デートどこ行った?」と自分の親にLINEすると意外な事実が判明することが判明

「初デート」は、カップルにとって思い出深いものですよね。とはいえ、その後月日が経ってしまっても、初デートを覚えているものなのでしょうか?結婚してから30年近く経ったご夫婦に「初デートどこ行った?」と聞いてみました。

この実験のため、ライターの両親にターゲットを定めることに。取材ということは触れずに、LINEで初デートについて質問攻めにしてみました。その様子をスクショでさらします。

お母さんの記憶力はハンパなかった…

1人目のターゲットは、Kくん(28歳/リア充ウェブライター)の母親(50代)です。唐突な質問の割に、すらすら答えてくれました。

記憶が細かい!とくに相手が遅刻して待たされたことは、鮮明に覚えているようです。お2人の出会いも聞いてみましょう。

なるほど。昔は社員名簿から気になる人の連絡先を調べるという手段があったのですね。「ケイバンゲット」というフレーズとともに、時代を感じるエピソード。次に「最も印象的なデート」も聞いてみましょう。

デートの行き先だけでなく、何を食べたか、いつ手をつないだかなど、いつまで経っても心に残っていることが判明しました。ひどいデートをしてしまうと、けんかのときにその話を持ち出されるかもしれないので気を抜けません。

Kくんは、つい最近奥さんの妊娠が分かったばかり。奥さんとは、自転車で近所のカラオケに行ったり、記念日にディズニーランドに行ったりするなど仲むつまじいデートをしているそうです。子どもが生まれてからも、「こんなデートしたね」と話題にできるすてきなデートをたくさん重ねてほしいものです。

両親の馴れ初めを知るキッカケに…

2人目のターゲットは、筆者(29歳/ウェブライター)の父親(50代後半)。普段は用件以外のメールをしないので、緊張しながら送ります。

ここで、個人的に驚愕の事実が判明。両親の馴れ初めを知らなかったのですが、まさかの飲み屋の常連同士。これは予想外でした。しかし、22歳のときに6歳年上の彼女とは、お父さんやるな。いや、お母さんがやるのか…?興味深いのでこの部分を掘り下げてみました

うちの家系は、父親も妹もお酒に弱い体質で、私だけはけっこうお酒がいけるんですが、そのルーツが母親だったことも分かりました。血のつながりを感じる一幕。ターゲットに怪しまれてきたので次の質問に移ります

実の母親とは、筆者が5歳のころに死別し、その後父親は再婚。おかげで2回目の初デートのエピソードも押さえることができました。まだお互いの趣味を分かりきっていない初デートは、当時の流行に左右されることが多いようです。

筆者が子どものころに亡くなった母親なので、思い出という思い出がなかったのですが、今振り返ってみるとお酒が好きだったり、バーに通ったりと、ライフスタイルが似ていてびっくりしました。ちなみに、この後聞いてみたら、母親の仕事はラジオ番組の制作だったようで、筆者のウェブライターという仕事とメディアを作るという意味では似ています。

両親の初デートには自分のルーツが隠されているかも?

実験の結果、初デートの記憶はいつまでも消えないので注意が必要ということが分かりました。そして、派手なデートではなくても、小さなことでもその人にとっては印象深いデートになるということも。

また、面白半分で出した企画でしたが、個人的に思った以上の収穫がありました。改めて両親の初デートエピソードを聞いてみると、自分のルーツが分かるかもしれません。人生に迷っている方は、さっそく親にLINEかメールしてみてはいかがでしょうか。

※取材後に掲載の許可を取っています。


著者・SPECIAL THANKS

田中結/プレスラボ

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西園寺リブ
恋愛にまつわることに飽くなきこだわりを見せる、恋多き29歳。
日本で一大料亭グループを率いる「西園寺」家の母の元に生まれた、
双子の姉妹の妹。
チャームポイントは泣きボクロ。
好きな映画は「ティファニーで朝食を」。
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