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国際
中国人妊婦の「マタニティーホテル」摘発を 米カリフォルニア州の住民が要望書
2014.9.26 21:53
[米国]
【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州チノヒルズ市の住宅街の家屋が、生まれてくる子供の米国籍取得を目的にした中国人妊婦専用の「マタニティーホテル」として使用されている疑いが指摘されている問題で、周辺住民らは市当局と警察による立ち入り検査を求める要望書を市議会に提出した。
約200人の署名が添えられた要望書は6カ所の一軒家の住所を記し、今月23日に提出された。住民らの目撃情報をもとに、「同じ家から出てきた妊婦が集団で散歩していた」や「ガレージに複数のベッドを設置していた」など、マタニティーホテルとして使用されている疑いが濃厚な家屋を示したという。
米国で出産した子供は両親の国籍に関係なく、米国籍が取得できる。中国人妊婦らは観光ビザで米国に入国。違法ではないが、“脱法的”な国籍取得を問題視する声が上がっている。
ただマタニティーホテルの摘発は、違法改築や、住宅街での宿泊施設の無許可営業などに限定される。
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