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【プロ野球】

2位オリックスM7点灯 ペーニャ8回V打

2014年9月26日 紙面から

8回オリックス無死一、三塁、勝ち越し打を放ち、ガッツポーズで一塁に向かうペーニャ=京セラドーム

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◇オリックス2−1西武

 オリックスが競り勝った。1回にペーニャの適時打で同点。1−1の8回にもペーニャの適時打で決勝点を奪った。救援5投手が無失点。佐藤達が6勝目、平野佳は38セーブ目。西武は打線が沈黙した。

     ◇

 気づけば徳俵にかかっていた足は、いつの間にか土俵中央まで来ていた。首位のソフトバンクが敗れたため、優勝した96年以来、オリックスに18年ぶりのマジック「7」が初点灯した。

 森脇監督は「おかげさまで、マジックは今までたくさん経験させていただいた。先につけてから消されたりとか。だからマジック」と、気を緩めることなく話した。

 主砲のバットが勝利をもたらした。0−1の初回2死三塁で、ペーニャは左前への同点打。1−1の8回には無死一、三塁から決勝の左前打を放った。

 実に自身4試合ぶりの安打。「ビデオを見て、力が入りすぎていると感じた」。映像を見て修正し、2本の適時打につなげた。先制打の後には、一塁で左胸付近を押さえてうずくまったが「興奮したのか何か(原因は)分からない」と話し、スイングの影響ではないことを明かした。

 指揮官も勝利への執念を見せた。先発・松葉が1−1の3回に1死一、三塁とされると、即座に交代を決断。6投手のリレーで追加点を許さなかった。

 最大4・5あったゲーム差は、ついに0・5に縮まった。26日の結果次第では、7月26日以来の首位に立つ可能性もある。風は確実にオリックスに吹き始めている。 (五島大裕)

 

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