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【プロ野球】

タカ悪夢の3連敗 五十嵐ぶち壊し4押し出し

2014年9月26日 紙面から

7回、押し出し四球で4点を失い、降板するソフトバンク・五十嵐(右から2人目)=ヤフオクドーム

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◇楽天8−7ソフトバンク

 楽天が競り勝って3連勝。3−6の6回、松井稼の適時二塁打で2点差とし、7回に四つの押し出し四球で逆転。則本は8イニング7失点で14勝目。ソフトバンクは3連敗で5カード連続負け越し。5番手の五十嵐が5四球と乱れた。

     ◇

 ソフトバンクにとって、悪夢のような7回だった。5回に一挙5点を奪い逆転したが、5番手の五十嵐が信じられないような崩れ方をした。

 2点リードで迎えた7回1死一、二塁の場面で登板。しかし、直球、変化球ともにストライクが入らない。四球で満塁とすると、連続押し出しで追い付かれ、2死後にも連続押し出しで2点を献上した。

 打者6人に4つの押し出しを含む5四球。憔悴(しょうすい)した表情で降板した五十嵐は「修正ができなかった。情けないし、申し訳ない」。

 秋山監督は「これまでの実績があって、任せたが…」と責めなかったが、苦しんでいた打線が奮起しただけに、痛い失点だった。

 マジック点灯を目前にした戦いを続けながら、最終盤にさしかってまさかの3連敗。残り試合の多い2位オリックスに0・5ゲーム差に迫られ、逆に優勝マジック点灯を許した。秋山監督は「まだまだ。残り3試合、全力で勝ちにいくだけ」と前を向くが、重圧が大きくなってきた。

 

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