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【大リーグ】

ドジャース、2年連続地区V カーショー投打に活躍で21勝目

2014年9月26日 紙面から

◇ドジャース9−1ジャイアンツ

 クレイトン・カーショー投手(26)は24日、地元ロサンゼルスでのジャイアンツ戦で8イニングを8安打1失点、11奪三振で両リーグトップの21勝目(3敗)をマーク。防御率1・77で、メジャー史上初の「4年連続で最優秀防御率」を確定させた。9−1で快勝したド軍は2年連続の地区優勝を決めた。

 投だけでなく打でも守備でもカーショーが主役だった。3回無死二、三塁のピンチでは、背中を抜けていくピッチャー返しをバックハンドキャッチ。アクロバティックな超美技で魅せると、0−1の5回は右中間に同点三塁打を放った。米複数メディアによれば、三塁打は自身初で、「疲れるね。もう三塁打はいいよ。二塁打でいい」と笑った。

 圧巻のメジャー7年目だった。4年連続の防御率トップに加え、登板27試合で21勝は、1900年以降の近代メジャー初。「20勝以上、防御率1・80以下、勝率8割7分5厘以上」は史上2人目で、同僚ベケットは「スーパーマンとバットマンとキャプテンアメリカを合わせたような存在。何かできないことはあるのかな?」と評した。

 だが、カーショーは「今は、あと11勝することしか頭にない」。チームに26年ぶりの世界一をもたらしたとき、背番号22は真の“世界最強投手”になる。

 

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