ブルージェルディ委員長は、24日水曜、若手記者クラブのインタビューで、アメリカのシリア攻撃に対し、シリアの反体制派への支援が、アメリカの最も高いレベルの関係者によって正式に表明されたことは、テロ組織ISISの拠点に対する攻撃という政策の発表に、完全に矛盾していると語りました。
さらに、「ISISは、シリアとイラクにおけるアメリカの政策の産物であり、このために世界は、ISISに対するアメリカの攻撃をまともに受け止めていない」としています。
また、「アメリカが、テロ組織ISISの拠点に対する攻撃として行っているシリアでの軍事作戦は、その目的が完全に疑わしいものだ」としました。
さらに、「アメリカは、もしテロ組織であるISISとの戦いの主張に誠実であるのなら、最高の方法は、イラクとシリアの政府に、最新の武器を供与することだ」と述べました。
アメリカは、地域の同盟国数カ国と共に、22日月曜から、ISISとの戦いを口実に、シリアへの空爆を開始しています。
2014/09/24(水曜) 21:24
イラン国会関係者、「アメリカのシリア攻撃は、国際法規への違反」
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長が、アメリカのシリアへの軍事攻撃は、国際法規への違反だとしました。