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女児が不明時に所持か 容疑者宅からリュック発見

神戸の女児遺体遺棄事件 リュックサック
生田美玲さんが持っていたとみられるものと同型の縫いぐるみ付きのリュックサック(兵庫県警提供)
Photo By 提供写真

 神戸市長田区の市立名倉小1年、生田美玲さん(6)が遺体で見つかった事件で、兵庫県警は26日、死体遺棄容疑で逮捕した無職君野康弘容疑者(47)の自宅を捜索し、女児が行方不明になった当日に持っていたとみられるクマの縫いぐるみ付きの白色のリュックサックを発見、押収した。

 県警は、君野容疑者と女児の接触を強く裏付ける証拠として重視。女児が家に連れ込まれた可能性があるとみて、27日以降も家宅捜索と遺棄現場の検証を続ける。

 県警によると、リュックは家宅捜索をしていた26日夕に見つかった。女児の母親(29)に写真を見せ、女児が所有していたものと同じと確認した。発見場所は明らかにしていない。女児が行方不明時に持っていた可能性があるとして、県警が同じ型の写真を公開していた。

 捜査関係者によると、君野容疑者は黙秘を続けている。

 遺棄現場で見つかった六つの袋には、公共料金の支払いに関する君野容疑者の名前入りの書類などもあったことも判明。神戸市指定のごみ袋など複数種類が使われていた。県警は家庭ごみだったことから、自宅で遺体が入れられた可能性が高いとみている。

 県警は26日、遺体遺棄現場に近い斜面の草むらで新たに遺体の一部とみられるものを三つ発見した。袋に入っておらず、傷みが進んでいた。県警は、DNA型鑑定や司法解剖で事件との関連を調べる。

 斜面は君野容疑者の自宅から、遺棄現場となった雑木林の茂みに向かって上っていく階段の脇にある。女児の遺体は一部が見つかっていない。

 県警は遺体の切断に使われた刃物が捨てられた可能性があるとみて君野容疑者宅付近などを金属探知機を使い捜索した。

 県警が君野容疑者に24日未明に任意同行を求めた際の状況も判明。23日夕に女児の遺体が見つかり、その後君野容疑者が自宅から雑木林の方に向かって歩いてきたのを捜査員が気付いた。当時は酒でかなり酔っていたという。

[ 2014年9月26日 22:33 ]

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