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未明の大雨で地下鉄名古屋駅が冠水 15万人に影響

地下鉄名古屋駅が冠水 冠水した地下鉄名古屋駅
冠水した地下鉄名古屋駅構内
Photo By 共同 

 名古屋市中村区の市営地下鉄東山線名古屋駅に25日午前3時ごろ、大量の雨水が流れ込み、線路や改札付近が冠水した。東山線は午前5時半の始発から一時運転を見合わせ、約9時間後の午後2時45分に再開。上下線計280本が運休し、約15万人に影響した。

 駅近くで建設中の高層ビル「JPタワー名古屋」の下水管から水が流入していることが判明。タワーと駅を結ぶ地下通路の整備工事のため設置した仮設給気口付近から浸水していた。施工者の竹中工務店は25日午後、市役所で記者会見。モルタルでふさいだ下水管のふたが雨水の水圧で壊れ、掘削工事した地下に水がたまったと説明。地下にあった仮設給気口と駅構内につながる換気ダクトのつなぎ目に水圧の影響で隙間ができ、この隙間から水が構内に流れ込んだという。

 市交通局は同社に対し損害賠償の請求を検討する考えを明らかにしており、会見で宮下正裕社長は「地下鉄利用者の皆さまに迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。

 浸水は駅長室や機械室などで最大深さ70センチにまで達し、コンコースから階段を通って、レール上面から10センチまで漬かった。名古屋地方気象台によると名古屋市内では25日未明、1時間に30・5ミリの激しい雨を観測した。

[ 2014年9月26日 05:30 ]

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