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米 映画など撮影に小型無人飛行機認可
9月26日 10時42分

アメリカのFAA=連邦航空局は、映画などの撮影に小型の無人飛行機の利用を初めて認めると発表し、さまざまな分野に無人飛行機の利用が広がるきっかけとなるか注目されています。

小型の無人飛行機は、アメリカでは、安全上の理由から、商業目的で利用することは原則禁止され、FAAは個別の申請に対して利用を認めるかどうか判断しています。こうしたなかFAAは、25日、国内の6つの映像制作会社に対して、映画やテレビ番組の撮影の目的としては初めて無人飛行機の利用を認めると発表しました。
FAAは、飛行高度を120メートル以下とし、夜間の飛行はしないなどの条件を付けたうえで安全上の問題はないとして、認可したということです。
撮影に無人飛行機の利用が認められたことについて、アメリカ映画協会のドッド会長は「映画の撮影における創造性の革新につながり、業界と観客の双方にとって大きな意味を持つ」と歓迎しました。
FAAは、来年秋をめどに安全基準を作り基準を満たせば、無人飛行機を利用できるようにする方針です。
今回、撮影目的の利用が認められたことで、商品の配達や農作物の管理などさまざまな分野に今後、無人飛行機の利用が広がるきっかけとなるか注目されています。

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