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ウクライナ 6年以内にEU加盟申請の方針9月26日 8時18分
ウクライナのポロシェンコ大統領は、EU=ヨーロッパ連合への加盟申請を6年以内に行う方針を明らかにし、ウクライナ東部を巡って対立が続くロシアから距離を置き、欧米との一層の関係強化を目指す姿勢を示しました。
ウクライナのポロシェンコ大統領は25日、首都キエフで演説し、2020年までにウクライナのビジネス環境を現在の世界112位から20位以内に、国際競争力を40位以内に引き上げる計画を策定したと発表しました。
そのうえで、「この計画は、6年以内にEU加盟を申請するための準備だ」と述べ、2020年までにEUへの加盟申請を行う方針を明らかにしました。
ポロシェンコ大統領としては、親ロシア派を通じてウクライナへの影響力の維持をねらうロシアから距離を置き、欧米との一層の関係強化を目指す姿勢を示したものです。
一方、ポロシェンコ大統領は、ロシア政府が送った人道支援物資を積んだトラックがウクライナ政府の同意がないまま国境を越えてウクライナ東部に繰り返し侵入しているとして、非難しました。
そのうえで、こうした侵入を防ぐため、一時的にロシアとの国境の閉鎖を検討する考えを示しました。これに対しロシアは、一方的な国境の閉鎖に踏み切れば不安定な情勢が悪化しかねないと反発しています。
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