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台湾初出資の格安航空 定期便運航開始
9月26日 17時53分

台湾の航空会社が出資した初めての格安航空会社が、26日から台湾とシンガポールを結ぶ定期便の運航を始め、来年には日本路線への参入を計画するなど、アジアでの路線拡大を目指しています。

このLCC=格安航空会社は、台湾最大手の航空会社「チャイナエアライン」が90%を出資して、シンガポールの航空会社「タイガーエア」と合弁で設立した「タイガーエア台湾」で、1日1往復の運航を始めました。
台北近郊の国際空港では、シンガポール行きの第1便の出発を前に記念の式典が開かれ、家族連れの観光客らおよそ180人が記念品を受け取り、笑顔で乗り込んでいました。
台湾の空港では、すでに13の格安航空会社が定期便を乗り入れていますが、台湾の航空会社が出資した格安航空会社の参入は初めてです。
「タイガーエア台湾」は、ことし11月には、バンコク行きの定期便の就航を予定しているほか、来年には台湾から日本路線への参入を計画するなど、アジアでの路線拡大を目指しています。
このうち、旅行客が年々増加している日本と台湾の間では、日本の2つの格安航空会社がすでに定期便を運航していて、台湾最大手の航空会社の参入で、アジアでの航空会社間の競争は一層、激しくなりそうです。

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