新入幕の逸ノ城 横綱・鶴竜破る9月26日 20時55分
大相撲秋場所は13日目、快進撃が続く新入幕の逸ノ城が横綱・鶴竜に勝って、41年ぶりに新入幕力士が横綱を破りました。
中入り後の主な勝敗です。
遠藤に照ノ富士は、寄り切りで遠藤。
遠藤は3勝目です。
宝富士に常幸龍は、送り引き落としで宝富士。
豪風に豊響は、引き落としで豪風。
大関・稀勢の里に大砂嵐は、あびせ倒しで稀勢の里。
稀勢の里は勝ち越しです。
勢に大関・琴奨菊は、突き落としで勢。
琴奨菊は5敗目です。
大関・豪栄道に横綱・白鵬は、寄り切りで豪栄道。
立ち合いすぐに左四つとなった一番は豪栄道がまわしを引きつけて、そのまま前に出て白鵬に何もさせず寄り切りました。
今場所初めて土が付いた白鵬は支度部屋で報道陣に背を向け、終始無言でした。
7勝目の豪栄道は3場所連続で白鵬に勝ち、「今場所、何か見せ場を1つは作りたかった。思い切って行ったのが勝ちにつながった」と少し興奮気味に話しました。
逸ノ城に横綱・鶴竜は、はたき込みで逸ノ城。
1回目の立ち合いで逸ノ城が突っかけたあとの2回目の立ち合い、逸ノ城がすぐに左に動いてはたくと、鶴竜は土俵に両手を着きました。
逸ノ城が鶴竜に勝ったことで昭和48年秋場所の大錦以来、41年ぶりに新入幕力士が横綱を破って金星を挙げました。
逸ノ城は「横綱とは場所前の稽古で全然相手にならなかったので本当はダメだけど、朝から立ち合いの変化を思い切りやろうと決めていた」と振り返ったあと、27日、白鵬との対戦が組まれたことについて「緊張してもしかたがない。あすは思い切り当たっていきたい」と意気込みました。
敗れた鶴竜は「何も言うことはないです。すみません」と話したきり問いかけにも無言でした。
秋場所は13日目を終えて1敗で白鵬と逸ノ城が並び、27日、2人が直接対戦します。
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