ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「スマイレージ」(和田彩花=20、福田花音=19、中西香菜=17、竹内朱莉=16、勝田里奈=16、田村芽実=15)が24日、所属事務所を通じて一般公募で「改名」することを発表した。
スマイレージは約4年半前にシングル「夢見る15歳」でメジャーデビューすると、今年7月には念願の日本武道館公演も果たした。
順風満帆のキャリアといってもいい中での、突然の「改名」宣言。さらにはハロプロ研修生の中から「新メンバー」の増員も行うというからイメージ一新の“賭け”だ。しかも、このプランが所属事務所主導ではなく、結成メンバーであるリーダー・和田と福田からの発案というから、思い切った行動だ。
「普通、結成メンバーというのは新メンバーを増やしたくない気持ちがある。どうしたって、新メンバーに注目が集まって、自分たちが目立たなくなるからです。事務所に言われて受け入れざるを得ないというのがほとんどです」(専門誌関係者)
この件には本紙既報通り、所属事務所内での競争激化に加え、看板グループ「モーニング娘。’14」の現リーダー、道重さゆみ(25)の卒業も色濃く影響しているという。
「ハロプロは長年、中心グループとして活動していたBerryz工房が10周年で無期限活動休止を発表。所属アイドルたちに『現役のうちにトップを取らないと先がない』という意識を強く植え付けた。さらにモー娘のV字回復をけん引した道重が卒業を発表。今後のモー娘もどうなるかわからなくなってきた。スマイレージの中に『トップの体力が弱ったうちに天下を取ろう』という気持ちが出てきた表れですね」と前出関係者。
イキのいい研修生を入れ“新陳代謝”を活発にし、グループを魅力あるものにしようというわけだが、大きなリスクもある。「新陳代謝の結果『結成メンバーはいらない』ということにもなりかねません」(同)
今後も激しいグループ間抗争が続きそうだ。
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