2014-09-15
EM(イーエム 通称: EM菌)を考える入門編
農業関係者(リーダー的立場)とEMについておしゃべりしました。
彼は「かつて農業でEMが話題になったが、やってみた人らがうまくいかなくて話題に出なくなり、今では農業者でEMを知る人も減った。」といいます。
これはよくわかる話でした。
北朝鮮は国家的に大々的にEMを農業に取り入れました(比嘉氏も強く指導した)が、結局失敗し、比嘉氏が言っていた「21世紀、北朝鮮はEM農業によって食糧の輸出国になる」は夢の又夢になりました。
今はそのことをサイトから削除して知らん顔をしています。
参考→ EM比嘉照夫氏の「21世紀は北朝鮮の時代」をアップしておこう
http://d.hatena.ne.jp/samakita/20140220/p1
わが国でも農業用資材としてはほぼ無視されていますが、川や湖沼にEM団子を投げ込んだり、高額なEMXゴールドという清涼飲料水を何にでも効くとして売り込んでいます。
EMXゴールドなる高額な「清涼飲料水」(つまり飲めると言うことだけで認可)は、効果は「オーリングテスト」( ニセ医学→http://blackshadow.seesaa.net/article/142617921.html )で確認という代物です。
EM(有用微生物群)は、EMとかEM菌と呼ばれます。
EMは、特定企業がいう通称でもあり、一般にEMで環境活動をしている中でもEM菌が通称だし、批判側もEMといったりEM菌といったりします。しかし、有用かどうかはっきりしなくても比嘉照夫氏が「有用…」と名づけたので、有用性があると思っている人がいます。
EMには非イオン化作用(電気を帯びてイオンになるのをとめる)があるとします。さらに1200℃でも死なないで「波動」を出すとか抗酸化作用もあるとします。
これらは、EM関係の会社や比嘉照夫氏が言っているだけです。
しかも、抗酸化作用を効能にあげたら薬事法違反になりますが、あちこちで言っています。
EMの代謝産物に、もし本当に非イオン化作用があれば、EMの代謝産物を含んだ液を取り入れた生物は死滅するでしょう。代謝の過程にはイオン化は必須ですから。
EMを構成する微生物群のうちどんな細菌でも1200度に耐えたら科学上の大発見です。しかし論文はありまぜん。微生物の体の分子の化学結合エネルギーを知ればばかばかしい話。つまり妄想です。
EMについて概観したい人は次の「新小児科医のつぶやき」をご覧ください。
EM激動史 前編 後編
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20120903
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20120904
杜の里 さんのブログ…さらに詳しくEMがわかります。
http://blog.goo.ne.jp/osato512/c/e804043a0f625c439286660577f6b2d8
EM菌開発者・比嘉照夫先生のお人柄 - Togetterまとめ
フジTV爆破、批判者全員訴、再軍備等読みどころがあります。