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国際
金正恩氏は痛風? 韓国メディア報道 北朝鮮メディア「不自由な体」
2014.9.26 21:30
[北朝鮮]
【ソウル=藤本欣也】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)・朝鮮労働党第1書記が25日、最高人民会議(国会に相当)を欠席したことでさまざまな臆測が流れる中、北朝鮮の国営メディアは、金第1書記が「不自由な体」であることを認める異例の放送を行った。韓国メディアは「痛風に苦しんでいる」と報道。真偽は不明だ。
ラヂオプレス(RP)によると、朝鮮中央テレビは25日に放映した記録映画で金第1書記に関し、「不自由な体なのに、人民の指導の道を炎のように歩み続けるわが元帥」と紹介、金第1書記が足を引きずって現地指導する映像を流した。
これに関連して韓国の聯合ニュースは26日、消息筋の話として、金第1書記が「高尿酸血症、高脂血症、肥満、糖尿、高血圧などを伴う痛風に苦しんでいる」と報じた。暴飲暴食などで症状が悪化したとされ、治療方法について検討するため、北朝鮮の医療団が最近、ドイツやスイスなどを秘密訪問したという。
金第1書記をめぐっては7月以降、足を引きずって歩く映像が北朝鮮メディアを通じて流れている。金第1書記は今月3日を最後に、20日以上にわたり公の場に姿を見せていない。
韓国統一省の副報道官は26日、金第1書記について「健康異常説など、さまざまな可能性を念頭に注視している」とコメントした。
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