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事件
危険ドラッグ検査命令へ 結果出るまで販売禁止 一斉立ち入りで全国初 厚労省
2014.8.27 14:26
危険ドラッグが原因とみられる死者や交通事故が相次いでいることを受け、厚生労働省などは27日、危険ドラッグを販売する東京都内の店舗への一斉立ち入り検査を行った。指定薬物の疑いがある商品を見つけた場合、薬事法に基づき検査命令を出して検査結果が出るまで販売を中止させる。
厚労省によると、指定薬物に関する検査命令は、ドラッグの販売店に商品の検査を受けるよう命じ、結果が出るまで対象となった商品の陳列や販売を禁じる措置で、過去に適用例がなく全国初となる。
近く全国各地の店舗にも立ち入り、必要に応じて検査命令も出す方針。27日の立ち入りは東京都などと合同で、新宿、渋谷、豊島区の計34店舗を対象に実施。店側が検査命令に違反すると、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金、命令を拒否した場合も罰金50万円が科せられる。
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