高浜行人
2014年9月25日22時57分
2012年度に大学や短大、高等専門学校を中退した約8万人のうち、2割が経済的理由で学校をやめていたことが文部科学省の調査でわかった。文科省は収入に応じて返済負担を軽くする奨学金の導入などを検討している。
今年2~3月、国公私立大学、短大、高専の計1191校を対象に、12年度の中退者数や理由などについて尋ねた。97・6%にあたる1163校(学生数約299万人)から回答があった。調査は07年度(09年公表)以来、2回目。
中退者数は7万9311人で、前回調査よりも約1万6千人増えた。中退理由で最も多かった「経済的理由」(20・4%)は、3番目だった前回調査から6・4ポイント増(その他を除く)。
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