有限な時間の果てに

平凡なイマを積み重ねてかがやくミライへ





堀江貴文氏の「働くということ」『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』を読みました。


どんな本?

堀江貴文氏が自身の半生を綴った本。


どういった人向け?

  • 堀江貴文氏が、どのようなことを考えこれまで歩んできたか知りたい人
  • 働くことについて、考えたい人


自由のために働く

この本では、「働くこと」を大きなテーマとしています。どのようにして働き続けてきたか、独自の方法論についても書かれていますが、ここでは、彼が働き続ける理由に迫ってみたいと思います。


その理由ですが、次の一文に凝縮されています。

僕にとって自由を手に入れる手段とは、とにかく働くことだった。


自由になるため、働いているのです。この自由とは、経済的に自立することだけでなく、精神的に自立することも意味しています。


生きるために働く


この精神的な自立の意味するところは、おそらくこちらなのではないでしょうか。

僕は死を忘れるために働き、死を忘れるために全力疾走し、死を打ち消すために生を充実させていたのだ。


幼いころから強い死への恐怖に苛められていたと書かれています。死を遠ざけるために、ひたすら働いているのです。彼にとって、生きること、すなわち、働くことなのです。


少し意外な気がしました。


その他にも、生い立ちや大学時代のことも書かれており、堀江貴文氏の生きる原動力を知ることができます。読んだ後には、力をもらえる。そんな本となっています。


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