- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どんな本?
堀江貴文氏が自身の半生を綴った本。
どういった人向け?
- 堀江貴文氏が、どのようなことを考えこれまで歩んできたか知りたい人
- 働くことについて、考えたい人
自由のために働く
この本では、「働くこと」を大きなテーマとしています。どのようにして働き続けてきたか、独自の方法論についても書かれていますが、ここでは、彼が働き続ける理由に迫ってみたいと思います。
その理由ですが、次の一文に凝縮されています。
僕にとって自由を手に入れる手段とは、とにかく働くことだった。
自由になるため、働いているのです。この自由とは、経済的に自立することだけでなく、精神的に自立することも意味しています。
生きるために働く
この精神的な自立の意味するところは、おそらくこちらなのではないでしょうか。
僕は死を忘れるために働き、死を忘れるために全力疾走し、死を打ち消すために生を充実させていたのだ。
幼いころから強い死への恐怖に苛められていたと書かれています。死を遠ざけるために、ひたすら働いているのです。彼にとって、生きること、すなわち、働くことなのです。
少し意外な気がしました。
その他にも、生い立ちや大学時代のことも書かれており、堀江貴文氏の生きる原動力を知ることができます。読んだ後には、力をもらえる。そんな本となっています。
ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った (ノンフィクション単行本)
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: 単行本
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