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果糖は太る? ブドウ糖と果糖の違いと注意点

糖質は生きる上で必要な栄養素ですが、近年血糖値の急上昇は肥満や、老化などにつながる糖化との関連性が取りあげられています。しかし血糖値をあげにくい果糖も、肥満リスクが指摘されています。果糖の特徴や特徴や、果糖を含む食品を摂る際の注意等をご紹介します。

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甘みが強くて太る? 果物以外からも摂取される果糖とは

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果物や蜂蜜などに、含まれる果糖は、ブドウ糖と違って血糖値をあげません。

ご飯やパン等の穀類やとうもろこし、芋類に含まれるデンプンや、砂糖などの糖類は、口から入って胃腸で分解され、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)などの単糖類となって吸収されます。

果糖は、主に果物やハチミツなどに含まれ、またブドウ糖とくっついてショ糖(砂糖)を構成しています。

また、私たちは果物等を食べていなくても、意識せずに果糖を摂っています。というのは、清涼飲料水や乳飲料、冷菓類などに使われる異性化糖にも果糖が含まれているからです。

異性化糖は、主にブドウ糖と果糖からなる液状糖。異性化液糖は、とうもろこし、じゃか芋、さつま芋などのデンプンを原料とし、酵素によってブドウ糖に、さらに一部を果糖に分解して作られます。日本農林規格(JAS)により、糖のうち果糖含有率の割合が、50%未満はブドウ糖果糖液糖、50%以上は果糖ブドウ糖液糖と定められています。さらにブドウ糖果糖液糖あるいは果糖ブドウ糖液糖に10%以上の砂糖を加えた砂糖混合異性化液糖があります。

果糖は、糖の中で最も甘味が強いという特徴があります。また冷やすことで甘味が強くなります。またぶどう糖は、甘さは弱いけれどさわやかな味です。どちらも、砂糖と比べて甘味が口に残りにくくスッキリしているなどの特徴があり、清涼飲料水や冷菓、乳飲料などには適していること、また価格が安いこともあり、異性化糖は普及しました。

果糖は、血糖値を上げないけれど……過剰摂取と肥満リスク

体内で果糖は、どのように影響するのでしょう。たとえば、ブドウ糖は小腸から吸収された後血液中に入り、血液中に糖が増えて血糖値が上がりますが、インスリンが膵臓から分泌されることで血糖値を下げ、全身の細胞に運ばれ、エネルギーとして利用され、余った分は中性脂肪となります。

一方の果糖は、ほとんどが肝臓で代謝され、インスリンを必要としないので血糖値を上げません。血糖値の急上昇が肥満や糖化につながると考えられるため、果糖のように血糖値を上げなければ肥満を防ぐのではないかと考えられました。しかし果糖も、過剰にとると肥満のリスクがあることが指摘されています。

独立行政法人 国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報では、
・フルクトースの多量摂取は中性脂肪の蓄積をまねき、コレステロールの合成を促進する。
・腎結石のリスク増加に関係していることが報告されている。
・フルクトースの摂取は、男性の痛風リスク増加と強く関係するとともに、フルクトースを豊富に含む果物や果汁も痛風のリスクを増す可能性が示されている。
と記載されています。
*フルクトースは果糖のことです。

更新日:2014年01月16日

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