蝉が鳴きしぐれています。
昨日は、南組、杉組ともに稽古でした。
7月の舞台を終えて、
脚本、演出家の夢麻呂さんが稽古に復帰してくださり、
久しぶりに台本を手にしながら稽古をした杉組。
それに比べて、毎週、台本を手にしながら稽古をする南組。
南組には、元劇団員だった容堂先生がいるので、
お芝居に重点を置いたレッスンを毎週重ねています。
ダンスも、うたも、お芝居も。
覚える事はいっぱい
小学生、幼稚園の小さな頭と身体に、
いっぱいいっぱいの情報が詰め込まれていきます。
けれどみんな「楽しい」「台本つかってもっとやりたい」と言います。
大人のスタッフから見ても、覚える台詞の量はハンパない(笑)
ダンスだってそうです。
新しい曲の振りを、すぐには覚えられないけど、
子供達は3回くらい踊ったら、なんとかカタチになっていきます。
歌は、音源を渡した翌週には、全員歌詞も見ないで歌えるようになってきます。
驚かされます。
ほんとうに。
この子たちは、何に突き動かされて、こんなに
たくさん覚えるのでしょう。。。。
それは、、、きっと、、、
脚本だと、思います。
今回の脚本は、夢麻呂さんの書き下ろし。
「みんなのうた」を軸に、新しく作った11曲をちりばめて、
世界中に一つしかない脚本を書いていただきました。
歌も、すべて書き下ろしです。
この子たちの為に作られた脚本と、歌と、ダンス。
それは、縁を持って出会った
南相馬と杉並の子たちが、
その出会いから育んでいる友情を
そのままステージにあげたかのようなストーリーです。
旅をして、出会って、心を通わせて、そして、、、、
みつける。
カタチのない、宝物を見つけていきます。
夢麻呂さんの脚本、大好きです。
初めて、夢麻呂さんの舞台を見たときに、
笑いながら涙が止まりませんでした。
夢麻呂ワールド。
それは、子どもから大人まで、男子にも女子にも、
流行や見た目だけではなく、
心のど真ん中にズシ〜〜んと直球のストレートが投げられる感じです。
でも、恥ずかしい直球じゃなくて。
どこかはにかみながら、斜めに世界を見ながらも、
でも、大事な事は、ただひとつ、という信念を持って
笑顔で投げてくる直球ストレート。
見てる人が、だれしも、笑顔になれる、そんな脚本です。
夢麻呂さんの世界が、
このプロジェクトに集まってくるキャスト達に、ぴったりと似合います。
離れていても、一つの世界を創り上げます。
たくさんの名台詞がありますが、
こんな台詞を
子供達が言うんですもの。。。。
涙が出そうになりますよ、稽古中から。。。。
「何があっても、途中で絶対 あきらめないこと!」
「おい、カギはどこにあるんだ?お前が持ってんのか?」
「自分のカギを見つけなきゃダメだ」
「帰ってくるもん、帰ってくるもん」
「冷たい風が、そんなに嫌か。。。」
「お前一人でなにができる!」
「僕はひとりじゃない!ぼくにはトモダチがいる!」
「夢は消えてなくならないよ」
夢麻呂日記
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南相馬 劇団どんぐりぽっけ
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