かつて、ヤクルトスワローズに
松岡弘
という投手が居ました。
詳しくはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B2%A1%E5%BC%98
弱小サンケイアトムズ(現ヤクルト)に入団し
投手陣を引っ張ってきた投手です。
彼は、先発が主でしたが
先発はもちろん、中継ぎや抑えにもフル稼働した投手でした。
(と言うか、昔の先発投手はみんな、そんなモン)
660試合登板のうち、400試合弱は先発。
先発登板の3試合に1回は9回まで投げきっています。
先発に中継ぎに抑えにフル稼働して
先発3試合に1試合は9回まで投げぬくのは
相当なスタミナが必要でしょう。
この時代は130試合制ですから単純に130・18(松岡の現役)と考えると2340試合あった。登板は660だから・・・
松岡投手は先発が主ながら
3.5試合に1試合登板していたことになる!!
確かダルビッシュはこう言っていませんでしたか??
中4日(登板日から4日空けて5日目に登板)はシンドイ
・・・あのねえ ダルビッシュ君(笑)
昔は先発にも中継ぎにも抑えにもフル稼働の時代で
そんな悠長な甘ったれた言い訳ってのは通用しなかった時代です。
今は時代が良いよね。非常に甘いし過保護。
そのフル稼働の扱われ方が当たり前だったから
投手たちもそれに合わせた体作りをしなくてはいけなかった。
だからそういう酷使にも対応できたんです(中には潰れた投手も居ましたが)
昔の時代を知っているオレからしたら
今の時代は楽をしすぎ。
これはオレだけじゃなくて、当時を知っている人は
全員そう言うと思う。
だってさ、走ることを指令して走りこみさせたら
選手が反発する(ネをあげる)時代だぜ?
ダルビッシュの成績を見ると
完投数は松岡投手と同じ、登板3試合に1試合は9回まで投げ抜いている。
投球回数は、先発のみなので7回平均だが
その分、登板間隔が空いており、松岡投手よりも空いている。
松岡投手はダルビッシュと同じ3試合に1試合の完投ですよ?
にも関わらず、先発に中継ぎに抑えにフル稼働で3.5試合に1試合登板です。
キツいのは完全に松岡でしょう。
そこを考えたら
やはり、先発だけの登板で5日目の登板しかしてないくせに、ダルビッシュの中4日シンドイ発言は
自分の「投げる」基本的な体作りが出来ていないのを露呈する発言で情けないし、甘すぎる。
というのが結論であり、事実。
話を松岡投手に戻すと、弱小球団在籍であり
70年代前半は本当に弱いチームであったためか
負け数が非常に多い。 これは仕方ないかもしれないが
松岡投手はナチュラルにシュートする快速球を武器に
打たせてとる典型だった投手。
その分、抑えることもあったが痛打を浴びることもかなり多かった。
打たせてとる投手は、このギャンブル性が強いので抑えられるときは良いが
打たせてとるのが基本だから、当然痛打をもらう可能性も大。
松岡投手は弱小ヤクルトで打線の援護もなかったのが大きいと思うが
打たせてとる基本スタイルが災いしていた とオレは思っている。
だから基本、投手は金田正一氏が考えていた
「バックが信頼できないから三振しかない」
というスタイルで抑えるのが一番良いと思う。
もし、松岡投手がそういうスタイルなら
弱小ヤクルトにいても、もっと結果は違っていたと思う。