Vosne Romanee Cuvee Duva lt Blochet Domaine de la Romanee Conte 1999
Vosne Romanee Cuvee Duva lt Blochet Domaine de la Romanee Conte 1999

ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ
キュベ・デュヴォー・ブロシェ [1999]
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(赤ワイン)
ブルゴーニュ好きには、堪らない1本が、限定初入荷!
ロマネ・コンティ社が造り出す、超レアなヴォーヌロマネです
しかも、1999年物です♪
(タカムラより)
1999 Vosne-Romanee 1er Cru Cuvée Duvault-Blochet
Domaine de la Romanee-Conti
モノポールの「ロマネ・コンティ」を所有することで有名なDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)ですが、通常はグラン・クリュ(ロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾー)しか生産しないものの、今回のものは1930年代以降、約70年ぶりに生産されることになったプルミエ・クリュの「キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ」となります(当時のものは若木を中心にボトリング)。
抜栓直後はややこじんまりした状態でしたが、数10分程度で開き始め、徐々に本来の姿を披露し始めます。現状でもっとも印象的なのが魅力たっぷりの豊満な果実味。なにも考えずに飲んでも楽しめる程の外向的な表情が心地よく、絶妙な樽の使い方と相まった素晴らしい表情を遺憾なく打ち出してくれます。
ヴォーヌ・ロマネらしい力強さがあり、土っぽさや乾燥した枯葉のような要素も感じますが、今のところ複雑さは持ち合わせておらず、ムッチリと身の詰まった若々しいエネルギーを堪能するという方向性になっています。果実味の表情が恐ろしく魅力的なので、アタックだけで一気にヤラれてしまいますが、フィニッシュがやや軽く僅かに希薄さを感じるので、このあたりはグラン・クリュ(主にラ・ターシュ)の摘み残しを格落ちさせてのプルミエ・クリュという実情が見え隠れしているのかもしれません。
とはいえ、既に味としてどうこう言うような次元にはなく、静かに、そして確実に、体の隅々にまで行き渡る絶対的訴求力が侵攻してくるので、脱出不能の圧倒的世界観が自ずと意識下に入り込んできます。絶対的な価格としては確かに高価であり、おいそれと手が出るようなものではありませんが、相対的に考えた場合は決して高いとは言えず、客観的にみても十分納得できるコストパフォーマンスを維持できていると感じます(それでもラベル飲みは必須)。
プルミエ・クリュでこれほどの世界観を呈示してくれるのであれば、1999年のグラン・クリュは一体どうなってしまうのでしょうか…。どうせ買うならプルミエ・クリュよりはグラン・クリュを…という気もしますが、プルミエ・クリュの生産は約70年ぶりという記念碑的な要素もあるので(続いて2002年ヴィンテージも造られるようです)、こちらを選択しておいても失敗するようなことはないと思います。
(2005/03)
(SPREAD WINEより)
凄いワイン見つけました。
見た事聞いた事ない方も多いと思いますが正真正銘ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の造るスペシャルキュヴェです
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ DRC
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ
キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ 2006
DRC Vosne-Romanee 1er cru Cuvee Duvault Blachet
久々に飛びついた激レアワイン。
かなり貴重!超貴重!私も初めて出遭いました!
聞いたことありましたか?
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ 、DRCが造る ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ。
その名も「キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ」
ドメーヌの創設者「ジャック・マリー・デュヴォー・ブロシェ氏」に由来しているそうですが・・・
これは凄い貴重なワインです・・・!
ロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾー、どのグラン・クリュの二番摘みブドウ?
DRCと言えば、赤はロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾーの6つのグラン・クリュがありますが、
このプルミエ・クリュは、その6つの特級畑の二番摘みのブドウから作っているといわれています。
今わかっている情報ではどのグラン・クリュかは限定できませんが、いずれにしても、なんとも贅沢なワインではないでしょうか・・・!!
普通のプルミエ・クリュとは比べ物になりません・・・。
DRCで最も入手困難なワイン!
「非常に優れた年のみだけに造る」プルミエ・クリュ
このプルミエ・クリュ、見たこと・聞いた事ない人が多いのも当然!
実は1999年、ブルゴーニュの超当り年だった偉大な年に、1930年代以来70年ぶりに復活させたキュヴェなのです。
その後も「非常に優れた年のみだけ」に造られており、その生産量はほんの極僅か。
ある意味、「レア」と言う意味では、他のどのグラン・クリュよりも、ずっとずっと入手困難なワインです。
ブルゴーニュ魂的 超ウルトラスクープ 余談
DRCの超ウルトラスクープにかなりの反響をいただいております。
余談ながら、DRC一級ワインについて探ってみようと思います。
テーマ Vosne-Romanée Premier cru Cuvée Duvault-Blochet by D.R.C.
DRC社は、ロマネ・コンティを筆頭にAOC特級ワインしか生産しない超一流ドメーヌですが、1999年ビンテージに特別にヴォーヌ・ロマネ一級ワインをリリースしました。これは1999年の出来が非常にすばらしかったための特別な処置と聞き及びます。このワインは特級ワインのブレンドで、ロマネ・コンティを除いた特級畑(ラ・ターシュがメイン)で特級ワイン用の収穫を見送った二番収穫のぶどうから造られ、2万本あまり生産されたとのこと。
ところでDRC社は過去にもヴォーヌ・ロマネ一級ワインをリリースしています。1930年代やそれ以前にいくつかの年で造られたようで、今回は69年ぶりとのことです。キュベ名のデュヴォー・ブロシェはDRC設立当時の功労者の名で、氏に敬意を表してキュベ名になったようです。
このワインの人気ぶりはすさまじく、ネット上では9万円で競り落とされたり、つい先日の恵比寿某所のワインショップの案内では7万円弱の価格で販売されたようです。ブルゴーニュ魂ではまだこのワインを飲んでいないので、味わいについては何とも言えませんが、複数の試飲者から漏れ聞くところによると、「いわゆる一級なり」の表現がしっくりきているようです。それはともかく、DRC社のこの特別処置からも分かるとおり、1999年はコート・ドール地区にとって偉大な年のひとつとして後世に語られることでしょう。
ところでこのワインの中身は、ラ・ターシュをはじめとした特級ワインのブレンドであり、一級畑の葡萄はブレンドされていないとの情報があります。つまりは、ラターシュ、ロマネ・サン・ヴィヴァン、リシュブール、グラン・エシェゾーそしてエシェゾーの若木やその名に相応しくない格下げのワインなのです。いつもならばネゴシアンに樽ごと売られていたワインで、DRC名をつけずにネゴシアンに売るには忍びないほどの出来栄えなのでしょう。いよいよ飲みたくもなります。しかも中身はすべて特級ワインなのですから。
では、なぜこのワインは一級なのでしょうか。
特級ワインしかブレンドされていないなら、特級を名乗ってもいいような気がします。
しかしAOCはこのワインを特級とは名乗らせません。
なぜか。
それはヴォーヌ・ロマネ村にはヴォーヌ・ロマネ・グラン・クリュというAOCがないからです。
この村にある特級を整理してみましょう。特級畑は8つあります。このうちグラン・エシェゾーとエシェゾーは行政上はフラジェ・エシェゾー村に属しますが、AOC法上はヴォーヌ・ロマネに属します。これはAOCにフラジェ・エシェゾーがないため。商売的にも世界的に有名なヴォーヌ・ロマネの方が、フラジェ・エシェゾーよりも優位に働くのは想像に難くありません。
ヴォーヌ・ロマネの8つの特級畑 ロマネ・コンティ
ラ・ターシュ
ロマネ・サン・ヴィヴァン
リシュブール
ラ・ロマネ
ラ・グランド・リュ
グラン・エシェゾー
エシェゾー
ロマネ・コンティはロマネ・コンティ以外の畑の葡萄をブレンドするとロマネ・コンティを名乗れません。同じくラ・ターシュもしかりです。グラン・エシェゾーとエシェゾーは名前は似ていますが、まったく別の畑です。両者を混ぜてしまってはそれぞれのAOC(アペラシオン)は名乗ることが出来ないのです。今回のDRCのワインは、ロマネ・コンティ以外のDRC社が所有する特級ワインのブレンドですから、ブレンドされている以上は、それぞれの特級ワイン名を名乗ることが出来ません。では何を名乗れるか。残念ながらヴォーヌ・ロマネ村には上記の8つの畑以外には特級を名乗れるAOCはないのです。
この村にあるAOCはあと2つ。ACヴォーヌ・ロマネとACブルゴーニュです。このうちACヴォーヌ・ロマネのカテゴリーとしてプルミエクリュ(一級)と村名のふたつがあり、当然ながら格が上なのは、ヴォーヌ・ロマネ一級です。一級畑の小区画畑からだけの葡萄ならば、これに続けて畑名を入れられますが、このワインにはそれらの畑は入っていないので、一級としか明記されません。DRC社がただの村名ヴォーヌ・ロマネや地方名ブルゴーニュを名乗らないのは、それぞれの特級ワインが、一級格付の構成要件を満たしているためであり、あえて格下のワインにする必要はないからです。
というわけで、DRCのヴォーヌ・ロマネ一級ワインは中身はすべて特級ワインなのに、ヴォーヌ・ロマネ一級ワインとしか名乗れないのです。
ちなみにヴォグエのミュジニ・ブランは、シャンボール・ミュジニに白のAOCが特級ミュジニしかないために、特級を名乗らない以上はACブルゴーニュを名乗らざるを得ず、またドメーヌ・イヴ・ビゾーはクロ・ド・ヴージョの城壁に接するヴォーヌ・ロマネ内でシャルドネを植えているがために、ヴォーヌ・ロマネは赤ワインのAOCであり、格下のACブルゴーニュを名乗っているわけです。
<余談の余談>
仮にこれがシャブリ地区だったらどうなるか。
当然特級ワインとしてグラン・クリュが名乗れます。
なぜか。
シャブリには4つのアペラシオンしかなく、個々の畑には単独のAOCがないからです。
おっと。話が長くなりそうなので、シャブリの話は別の機会に。
用語補足
特級 = グラン・クリュ = GRAND CRU
一級 = プルミエ・クリュ = Premier cru = 1er cru
村名 = ヴィラージュ = Village
2002/12/06 UP
以上
(ブルゴーニュ魂より)
(+)ファインワインクラブより購入。59000円。
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ
キュベ・デュヴォー・ブロシェ [1999]
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(赤ワイン)
ブルゴーニュ好きには、堪らない1本が、限定初入荷!
ロマネ・コンティ社が造り出す、超レアなヴォーヌロマネです
しかも、1999年物です♪
(タカムラより)
1999 Vosne-Romanee 1er Cru Cuvée Duvault-Blochet
Domaine de la Romanee-Conti
モノポールの「ロマネ・コンティ」を所有することで有名なDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)ですが、通常はグラン・クリュ(ロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾー)しか生産しないものの、今回のものは1930年代以降、約70年ぶりに生産されることになったプルミエ・クリュの「キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ」となります(当時のものは若木を中心にボトリング)。
抜栓直後はややこじんまりした状態でしたが、数10分程度で開き始め、徐々に本来の姿を披露し始めます。現状でもっとも印象的なのが魅力たっぷりの豊満な果実味。なにも考えずに飲んでも楽しめる程の外向的な表情が心地よく、絶妙な樽の使い方と相まった素晴らしい表情を遺憾なく打ち出してくれます。
ヴォーヌ・ロマネらしい力強さがあり、土っぽさや乾燥した枯葉のような要素も感じますが、今のところ複雑さは持ち合わせておらず、ムッチリと身の詰まった若々しいエネルギーを堪能するという方向性になっています。果実味の表情が恐ろしく魅力的なので、アタックだけで一気にヤラれてしまいますが、フィニッシュがやや軽く僅かに希薄さを感じるので、このあたりはグラン・クリュ(主にラ・ターシュ)の摘み残しを格落ちさせてのプルミエ・クリュという実情が見え隠れしているのかもしれません。
とはいえ、既に味としてどうこう言うような次元にはなく、静かに、そして確実に、体の隅々にまで行き渡る絶対的訴求力が侵攻してくるので、脱出不能の圧倒的世界観が自ずと意識下に入り込んできます。絶対的な価格としては確かに高価であり、おいそれと手が出るようなものではありませんが、相対的に考えた場合は決して高いとは言えず、客観的にみても十分納得できるコストパフォーマンスを維持できていると感じます(それでもラベル飲みは必須)。
プルミエ・クリュでこれほどの世界観を呈示してくれるのであれば、1999年のグラン・クリュは一体どうなってしまうのでしょうか…。どうせ買うならプルミエ・クリュよりはグラン・クリュを…という気もしますが、プルミエ・クリュの生産は約70年ぶりという記念碑的な要素もあるので(続いて2002年ヴィンテージも造られるようです)、こちらを選択しておいても失敗するようなことはないと思います。
(2005/03)
(SPREAD WINEより)
凄いワイン見つけました。
見た事聞いた事ない方も多いと思いますが正真正銘ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の造るスペシャルキュヴェです
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ DRC
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ
キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ 2006
DRC Vosne-Romanee 1er cru Cuvee Duvault Blachet
久々に飛びついた激レアワイン。
かなり貴重!超貴重!私も初めて出遭いました!
聞いたことありましたか?
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ 、DRCが造る ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ。
その名も「キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ」
ドメーヌの創設者「ジャック・マリー・デュヴォー・ブロシェ氏」に由来しているそうですが・・・
これは凄い貴重なワインです・・・!
ロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾー、どのグラン・クリュの二番摘みブドウ?
DRCと言えば、赤はロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾーの6つのグラン・クリュがありますが、
このプルミエ・クリュは、その6つの特級畑の二番摘みのブドウから作っているといわれています。
今わかっている情報ではどのグラン・クリュかは限定できませんが、いずれにしても、なんとも贅沢なワインではないでしょうか・・・!!
普通のプルミエ・クリュとは比べ物になりません・・・。
DRCで最も入手困難なワイン!
「非常に優れた年のみだけに造る」プルミエ・クリュ
このプルミエ・クリュ、見たこと・聞いた事ない人が多いのも当然!
実は1999年、ブルゴーニュの超当り年だった偉大な年に、1930年代以来70年ぶりに復活させたキュヴェなのです。
その後も「非常に優れた年のみだけ」に造られており、その生産量はほんの極僅か。
ある意味、「レア」と言う意味では、他のどのグラン・クリュよりも、ずっとずっと入手困難なワインです。
ブルゴーニュ魂的 超ウルトラスクープ 余談
DRCの超ウルトラスクープにかなりの反響をいただいております。
余談ながら、DRC一級ワインについて探ってみようと思います。
テーマ Vosne-Romanée Premier cru Cuvée Duvault-Blochet by D.R.C.
DRC社は、ロマネ・コンティを筆頭にAOC特級ワインしか生産しない超一流ドメーヌですが、1999年ビンテージに特別にヴォーヌ・ロマネ一級ワインをリリースしました。これは1999年の出来が非常にすばらしかったための特別な処置と聞き及びます。このワインは特級ワインのブレンドで、ロマネ・コンティを除いた特級畑(ラ・ターシュがメイン)で特級ワイン用の収穫を見送った二番収穫のぶどうから造られ、2万本あまり生産されたとのこと。
ところでDRC社は過去にもヴォーヌ・ロマネ一級ワインをリリースしています。1930年代やそれ以前にいくつかの年で造られたようで、今回は69年ぶりとのことです。キュベ名のデュヴォー・ブロシェはDRC設立当時の功労者の名で、氏に敬意を表してキュベ名になったようです。
このワインの人気ぶりはすさまじく、ネット上では9万円で競り落とされたり、つい先日の恵比寿某所のワインショップの案内では7万円弱の価格で販売されたようです。ブルゴーニュ魂ではまだこのワインを飲んでいないので、味わいについては何とも言えませんが、複数の試飲者から漏れ聞くところによると、「いわゆる一級なり」の表現がしっくりきているようです。それはともかく、DRC社のこの特別処置からも分かるとおり、1999年はコート・ドール地区にとって偉大な年のひとつとして後世に語られることでしょう。
ところでこのワインの中身は、ラ・ターシュをはじめとした特級ワインのブレンドであり、一級畑の葡萄はブレンドされていないとの情報があります。つまりは、ラターシュ、ロマネ・サン・ヴィヴァン、リシュブール、グラン・エシェゾーそしてエシェゾーの若木やその名に相応しくない格下げのワインなのです。いつもならばネゴシアンに樽ごと売られていたワインで、DRC名をつけずにネゴシアンに売るには忍びないほどの出来栄えなのでしょう。いよいよ飲みたくもなります。しかも中身はすべて特級ワインなのですから。
では、なぜこのワインは一級なのでしょうか。
特級ワインしかブレンドされていないなら、特級を名乗ってもいいような気がします。
しかしAOCはこのワインを特級とは名乗らせません。
なぜか。
それはヴォーヌ・ロマネ村にはヴォーヌ・ロマネ・グラン・クリュというAOCがないからです。
この村にある特級を整理してみましょう。特級畑は8つあります。このうちグラン・エシェゾーとエシェゾーは行政上はフラジェ・エシェゾー村に属しますが、AOC法上はヴォーヌ・ロマネに属します。これはAOCにフラジェ・エシェゾーがないため。商売的にも世界的に有名なヴォーヌ・ロマネの方が、フラジェ・エシェゾーよりも優位に働くのは想像に難くありません。
ヴォーヌ・ロマネの8つの特級畑 ロマネ・コンティ
ラ・ターシュ
ロマネ・サン・ヴィヴァン
リシュブール
ラ・ロマネ
ラ・グランド・リュ
グラン・エシェゾー
エシェゾー
ロマネ・コンティはロマネ・コンティ以外の畑の葡萄をブレンドするとロマネ・コンティを名乗れません。同じくラ・ターシュもしかりです。グラン・エシェゾーとエシェゾーは名前は似ていますが、まったく別の畑です。両者を混ぜてしまってはそれぞれのAOC(アペラシオン)は名乗ることが出来ないのです。今回のDRCのワインは、ロマネ・コンティ以外のDRC社が所有する特級ワインのブレンドですから、ブレンドされている以上は、それぞれの特級ワイン名を名乗ることが出来ません。では何を名乗れるか。残念ながらヴォーヌ・ロマネ村には上記の8つの畑以外には特級を名乗れるAOCはないのです。
この村にあるAOCはあと2つ。ACヴォーヌ・ロマネとACブルゴーニュです。このうちACヴォーヌ・ロマネのカテゴリーとしてプルミエクリュ(一級)と村名のふたつがあり、当然ながら格が上なのは、ヴォーヌ・ロマネ一級です。一級畑の小区画畑からだけの葡萄ならば、これに続けて畑名を入れられますが、このワインにはそれらの畑は入っていないので、一級としか明記されません。DRC社がただの村名ヴォーヌ・ロマネや地方名ブルゴーニュを名乗らないのは、それぞれの特級ワインが、一級格付の構成要件を満たしているためであり、あえて格下のワインにする必要はないからです。
というわけで、DRCのヴォーヌ・ロマネ一級ワインは中身はすべて特級ワインなのに、ヴォーヌ・ロマネ一級ワインとしか名乗れないのです。
ちなみにヴォグエのミュジニ・ブランは、シャンボール・ミュジニに白のAOCが特級ミュジニしかないために、特級を名乗らない以上はACブルゴーニュを名乗らざるを得ず、またドメーヌ・イヴ・ビゾーはクロ・ド・ヴージョの城壁に接するヴォーヌ・ロマネ内でシャルドネを植えているがために、ヴォーヌ・ロマネは赤ワインのAOCであり、格下のACブルゴーニュを名乗っているわけです。
<余談の余談>
仮にこれがシャブリ地区だったらどうなるか。
当然特級ワインとしてグラン・クリュが名乗れます。
なぜか。
シャブリには4つのアペラシオンしかなく、個々の畑には単独のAOCがないからです。
おっと。話が長くなりそうなので、シャブリの話は別の機会に。
用語補足
特級 = グラン・クリュ = GRAND CRU
一級 = プルミエ・クリュ = Premier cru = 1er cru
村名 = ヴィラージュ = Village
2002/12/06 UP
以上
(ブルゴーニュ魂より)
(+)ファインワインクラブより購入。59000円。