女児遺体発見現場から新たに“人体の一部”

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 兵庫県神戸市長田区で行方不明の小学1年・生田美玲ちゃんが遺体で発見され、無職・君野康弘容疑者(47)が死体遺棄容疑で逮捕された。

 警察によると、美玲ちゃんの遺体の入った袋が見つかった現場で、24日午後3時過ぎ、新たに人の体の一部のようなものが見つかったという。大きさは、縦35センチ、横38センチで袋などに入れられることなく、そのまま放置されていたという。

 一方、警察が付近の防犯カメラを調べたところ、美玲ちゃんの後ろを歩く君野容疑者の姿が映っていたことがわかった。その姿は酒を飲んでふらふらしている感じで、美玲ちゃんに声をかけるような様子はなかったが、美玲ちゃんを気にしている様子だったという。

 また、美玲ちゃんが通っていた小学校では24日、全校集会を行い、27日に予定していた運動会は行わないことにしたという。学校は、子供たちの安全管理や心のケアをつくすとしている。

 君野容疑者は取り調べに対し黙秘しているということで、警察は25日、君野容疑者を送検するとともに、引き続き、事件の詳しい経緯を調べる方針。