茂みとは別の場所で女児切断か 遺体入れた袋は種類複数
神戸市長田区の市立名倉小1年、生田美玲さん(6)の遺体遺棄事件で、複数のポリ袋から切断遺体が見つかった雑木林の茂みでは、兵庫県警の現場検証で血液反応が出なかったことが25日、捜査関係者への取材で分かった。使われたポリ袋の種類が複数だったことも判明した。
県警は別の場所で切断された可能性が高いとみて、死体遺棄容疑で逮捕した近くの無職君野康弘容疑者(47)の事情聴取を本格化。自宅がある長田区の集合住宅を25日に家宅捜索するとともに、司法解剖して死因を調べている。
君野容疑者の逮捕容疑は9月11〜23日の間、長田区長田天神町1丁目の茂みに遺体を遺棄した疑い。