トレーナーを相手に練習する辰吉寿以輝=大阪帝拳ジム(撮影・立川洋一郎)
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ボクシングの元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(44)の次男・寿以輝(じゅいき、17)が11月15日のプロテストを受験することが24日、明らかになった。父と同じ大阪帝拳ジムで昨年1月から練習し、階級も同じバンタム級。来春にも、ファン待望の「浪速のジョー二世」がプロボクサーとしての第一歩を踏み出す。
寿以輝は昨年1月に85キロあった体重を同6月末には20キロ減量。それから1年以上が経過。デビューに慎重だった父から今月21日に「吉井会長にテスト受けるって言っとけ」とGOサインが出た。「ここまで長かったですね。もう準備は整っている」と、寿以輝もプロへの一歩に力を込めた。
1997年11月、父が必殺の左ボディーでシリモンコンを倒し、3度目の戴冠を果たした時は1歳。抱きかかえられてリングに上がったものの、父の全盛時の記憶はないに等しい。だが「得意のパンチは左」と寿以輝。確実にDNAは受け継がれている。吉井寛会長も「パンチ力はおやじより上かもしれんな」と、潜在能力に舌を巻く。
「強いボクサーを目指したい。世界王者というのはあります」。同じ黄金のバンタム級で、18歳は父と同じ頂点を目指す。 (荒木司)
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