2014-09-24
日本、有志連合のイスラム国(IS)空爆を「理解」…。ん? 「理解」にとどめた?
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140924/k10014821571000.html
岸田大臣は「日本としては基本的にアメリカを含む国際社会の『イスラム国』との戦いを支持している。今回の空爆は、これ以上の事態の深刻化を食い止めるために行われた措置だと理解しており、『イスラム国』が弱体化し、壊滅につながることに期待する」と述べました。
そのうえで、岸田大臣は日本の対応について「軍事的な支援を行うことはできず、あくまで人道支援を中心にできる範囲で努力する」と述べ、避難民に対する人道支援として、総額およそ2550万ドルの緊急無償資金協力などを行うことを説明しました。
いかがですか。
イスラム国との戦いは「支持」、空爆は「理解」。(それともこれは一体化してるのか)
「軍事的な支援を行うことはできず、あくまで人道支援を中心にできる範囲で努力する」。
正直に言うと、うまい外交なのか稚拙な外交なのかも現状わからん。
小泉純一郎首相は2003年のイラク戦争のとき、外務省あたりが「理解」で留めようとしたのを「こういうのは旗幟鮮明にしなきゃだめだ」と官邸主導で「支持」にしたという話が、たぶんこの本にあったかと思う。
- 作者: 読売新聞政治部
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/01/26
- メディア: 単行本
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
「有志連合」に形だけでも加わってくれ、的な依頼は無かったのかどうか。
もし、言われるようなオバマ大統領と安倍晋三首相の個人的な関係がしっくりいってなかった……が今回のIS攻撃参加なしに関係しているのなら、はからずして幸運なことだといえそうだが(笑)。まあ、能力が無いから関わらなかった、あたりが正解なのだろうか。
にしても象徴的な参加とかも、要請がなかったのは意外だった。正統性の確保のために参加国を広げたいというのはよくあるので。
日本の各政党はイスラーム国空爆をどう受け止めた?
かが気になる。
トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140924/p3
リンク元
- 339 http://pipes.yahoo.com/pipes/pipe.info?_id=e2865be3c3dc7d5dfca1b60500e17c18
- 222 https://www.google.co.jp/
- 186 http://pipes.yahoo.com/pipes/pipe.info?_id=e37837a19ca694985bf872e4488721eb
- 72 http://pipes.yahoo.com/pipes/pipe.info?_id=d1b01f07bcbd9edd1c43efa31d885b11
- 69 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CB8QFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140413/p1&ei=VO8hVKHOEMfX8gWjyIDYCA&usg=AFQjCNGP1jp1OX9XZfHZ-Rn3TGMhhl-Xvg&sig2=I7RKSFmf6NwImpAsQIRxcQ
- 56 http://nhbnews.mond.jp/nhbnews/bloglink.html
- 44 http://www.blogpeople.net/l/?u=http://d.hatena.ne.jp/gryphon/&r=http://sadironman.seesaa.net/&rc=1/5/6
- 37 http://reader.livedoor.com/reader/
- 33 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=13&ved=0CFYQFjAM&url=http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140428/p3&ei=oPohVPzQBpOF8gWfioDACw&usg=AFQjCNFpXmVzv18jA4nvk8_nnx2spTNxMg&sig2=m8821E7hancWJdK0J3KdFg&bvm=bv.75775273,d.
- 33 http://www.google.co.jp/url?url=http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110601/p1&rct=j&frm=1&q=&esrc=s&sa=U&ei=9wYiVITZApHm8AXm8YDIBw&ved=0CBkQFjABOAo&sig2=_RuUaftQRaMZXFucfzsZjA&usg=AFQjCNFvTLinv5b95Pv01MjwQp_jCW9udg
>そりゃ…当人たちが一番熱心勝原理的な「死刑制度反対論者」になるのは理の当然だな。これを「あまりに自然な人間の感情」と見るか「あまりにも虫が良すぎるエゴ」と捉えるか、それは見方が分かれるが、表現としての迫力が異様なまでにあることは認めざるをえない。
わたしは絶対的に後者の立場であったのですが、あぁそうか・・・と、これ読んで前者的な視点をもつきっかけになりました。
後藤さんの詩と絵、わたしもすきだなぁ。
10月に後悔できる林眞須美さんの作品は、いろんないみですごい出来ですし、
なによりも、少年法にまもられ実名を公表されてはいない死刑囚(少年事件での死刑判決は異例)が、実名を公表してもいいと送ってきた作品、多くのひとにみていただければいいなぁ。